- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県朝日町
- 広報紙名 : 広報あさひ NO.720(令和7年3月号)
◆花粉症はどうしてなるの?
花粉症は花粉に対するアレルギーです。
花粉が体内に入るとからだがそれを異物と認識し、この異物(抗原)に対する抗体を作ります。
個人差はありますが、数年から数十年かけて花粉をくり返し浴び、抗体の量が増加すると、くしゃみや鼻水、目のかゆみや涙目などの花粉症の症状が出現するようになります。まだ花粉症になっていない方が、花粉をできるだけ避ける(曝露を防ぐ)ことで、将来の発症を遅らせることも重要です。
◆どうすれば花粉症を予防できるの?
1)花粉を避ける
□顔にフィットするマスク、メガネを装着しましょう
□花粉飛散の多い時間帯(昼前後と夕方)の外出を避けましょう
□外出を避けるため、テレワークの活用を検討しましょう
2)花粉を室内に持ち込まない
□花粉が付きにくく露出の少ない服装を心がけましょう
□手洗い、うがい、洗顔、洗髪で花粉を落としましょう
□換気方法を工夫しましょう
□洗濯物や布団の外干しを控えましょう
[受診のタイミング]
○毎年花粉症の症状が出る方は、本格的な花粉飛散開始の1週間前までには、医療機関や薬局を活用してお薬を準備し、使用を開始しましょう。飛散開始時期や症状がごく軽いときからお薬の使用を開始することで、症状を抑えられることがわかっています。
○なお、これまで花粉症と診断されていなくても、くしゃみ等の花粉症と思われる症状が出た方は、早めに医療機関で花粉症かどうか診断を受けましょう。
(参考:厚生労働省・環境省 花粉症対策)