健康 こころの健康づくりだより

【こころの健康のために】テーマ：ストレスとセルフケアについて

◇ストレスの原因
ストレスとは、外部からの刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。
外部からの刺激には、天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心理的な要因、人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。
進学や就職、結婚、出産など喜ばしい出来事も変化であり、刺激ですから、ストレスの原因になることがあります。

◇自分のストレスサインを知りましょう
ストレスサインの例：
眠れない、朝起きるのがおっくうになる、おなかが痛くなる、便秘や下痢が続く、食欲減退、過食、怒りっぽくなる、泣くことが増える、いつも気にならないことが気になってしょうがない、など

ストレスサインに気づかないままストレスを受け続けると、さらに調子を崩してしまうことがあります。
まずは、自分のストレスサインを知っておくことが大切です。そして、そのサインが出ていないかどうか、時々自分の状態を観察するようにしましょう。
自分のストレスに気づけるようになると、休息を取る、気分転換をするなどのセルフケアが早めにとれるようになります。

◇ストレスをためないコツについて
・毎日の生活習慣を整えましょう。バランスのとれた食事・良質の睡眠・適度な運動習慣を維持しましょう。
・日常生活の中でリラックスできる時間を持ちましょう。
注)ただし、お酒を飲んでつらさを紛らわせようとすると、睡眠の質が低下し、こころも不安定になることがあるので気を付けましょう。
・ストレスを感じているときは、問題点やよくないことばかりに注目しがちになります。そんな時は、実際にできていること、うまくいっていることに注意を向けましょう。考え方やものの見方を少し変えてみるだけで、気持ちが少し楽になることがあります。
・困ったときは、誰かに話してみましょう。困ったとき、つらい時に話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることがあります。友人、家族、同僚、地域や趣味の仲間など、日ごろから気軽に話せる人を増やしておくといいですね。ただし、こころと体の不調が続くときは、早めに専門家に相談するようにしましょう。

問い合わせ先　子育て健康課
【電話】377-5652

※国立精神・神経研究センター精神保健研究所「こころの情報サイト」より参考