くらし 防災特集(1)

■南海トラフ地震 それは明日かもしれない だからこそ、いまできる備えを。
昨年8月「南海トラフ地震臨時情報」が発表されました。今年6月には鹿児島県悪石島付近で立て続けに地震が発生し、7月にもカムチャツカ半島付近で発生した地震の影響により、日本各地で津波警報・注意報が発令されました。私たちの暮らす日本は、いつ大きな地震が起きても不思議ではない場所にあります。地震の発生を止めることはできません。

▽知っておこう!南海トラフ地震臨時情報※
南海トラフ地震臨時情報発表のときには、後発地震に備えた防災対応を行いましょう。
※南海トラフ地震臨時情報は、南海トラフ沿いの想定震源域で一定規模以上の地震が発生した場合等に、続けて大規模地震が発生する可能性が平常時と比べて相対的に高まった場合に発表される情報

■地震が起きたら
▼地震発生
まずは命を守る行動を!

▽建物の中にいるとき
頭を守り、頑丈な机の下など物が落ちてこない、倒れてこない場所に隠れる

▽屋外にいるとき
ブロック塀や電柱、自動販売機など、倒れる危険性のある場所から離れる

▽海や川の近くにいるとき
津波に備えて、海岸や河口から離れて、山側、高台、高い建物の上など、安全な場所に移動する

■津波TSUNAMI より高く・より遠くへ避難!
▼津波ハザードマップ
津波浸水予想境界ライン(赤)の外へ避難しましょう
・朝明川より北側にいる場合⇒JR朝日駅より北西へ!
・朝明川より南側にいる場合⇒旧東海道より北西へ!

▼知っておこう!
・津波が見えてから避難では遅い
・津波は繰り返し襲ってくる
・高さは想像を超える
・引き潮がない津波もある

▼防災クイズにチャレンジ!
Q1.〇or×
地震発生時、子どもが一人で部屋にいる場合、まずは名前を呼んで安心させることが重要である。

Q2.〇or×
震災時、避難するときはガスの元栓を閉め、水道メーターの元栓は開けておく。

クイズの答えと解説は本紙7ページ

▼川越町の津波に関する情報は「伊勢・三河湾」として発表されます。
▽大津波警報・津波警報
発表される津波の高さ:
・大津波警報(5m・10m・10m超)
・津波警報(3m)
→町が「避難指示」発令
とるべき行動:
(1)すぐに避難
(2)津波避難の原則は「直ちに高台へ逃げる」
(3)(時間的余裕がない場合)最寄りの指定緊急避難場所や津波避難ビル、避難場所へ
(4)解除されるまで避難を継続
(5)津波に関する情報を集める

▽津波注意情報
発表される津波の高さ:津波注意報(1m)
とるべき行動:
(1)海にいる人はすぐに海から上がり、海岸から離れる
(2)海岸に近づかない

問合せ先:防災安全課
【電話】366・7120