- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県御浜町
- 広報紙名 : 広報みはま 令和7年6月号 No.674
■歯ブラシだけでは足りません
・歯ブラシでの歯磨きでは、歯垢を除去しきれません。
・フッ化物配合歯磨材を適量使用しましょう。
・こども用のデンタルフロスや歯間ブラシを併用しましょう。
■歯磨きのポイント
▼歯ブラシ
・歯ブラシで歯垢を取り除くことで、むし歯や歯周病を予防します。
・磨く際は、歯の表・裏・噛む面に加え、歯の根元を意識して、歯に対して45°にあて、前後に細かく動かしましょう(図1)※1。
▼デンタルフロス・歯間ブラシ
・歯ブラシだけでは、歯と歯の間は約60%しか歯垢除去できません。
・デンタルフロスや歯間ブラシを加えることで約90%の歯垢を取り去ることができます※2。
▼フッ化物歯磨材の適量と濃度
・むし歯になりやすい奥歯の噛む面の、細い溝まで届く道具はないため、フッ化物配合歯磨剤を利用しましょう。
・唾液に溶けたフッ化物は溝の奥に届き、歯垢に取り込まれ、むし歯になるのを防ぎます。
・小さいお子さまへは、仕上げ磨きが必要です。歯みがき剤の量とフッ化物の濃度に気をつけましょう(図2)。
■「奈良養生訓フッ化物配合歯磨き剤を効果的に利用しよう」より抜粋
*歯並びは一人一人違います。また、デンタルフロス、歯間ブラシは、適切に使わないと歯ぐきに傷をつけてしまいます。
*ご自分やお子様への歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシの使い方は、歯科医院で、歯科医師や歯科衛生士から教えてもらい、ご自身で継続しましょう。
*年に何回かは歯科医院を受診し、チェックしてもらいながら、歯の健康を保ちましょう※3。
出典:
※1 Brushing Your Teeth:ADA(アメリカ歯科医師会)
※2 Interdental BrushとDental Flossの清掃効果について:山本ら 日歯周誌
※3 How to practice good oral hygiene:FDI(国際歯科連盟)
問い合わせ:健康福祉課 子ども家庭室
【電話】3-0508