くらし 御浜町水道事業 水道料金改定を検討

■将来にわたり、継続的に安全で安心な水を供給するために

御浜町水道事業では、令和8年4月からの水道料金改定を検討しています。

現在、水道事業の経営状況は人口減少による料金収入の減少、施設の老朽化に伴う更新費の増加、物価上昇による維持管理費の増加等により、現在の料金体系では数年後には運転資金が枯渇する見込です。

▼水道事業の経営状況(見込)
○減り続ける「料金収入」

○上がり続ける「維持管理費」

▼年々増える「老朽化施設」「水道管破裂」

●水道管の状況
一般的に水道管の法定耐用年数は40年とされており、町では配水管の46%が法定耐用を経過しています。

▼安全・安心な水を供給するには、多額の工事費が必要です

●水道施設の更新予定
今後も安全安心な水を供給するには、老朽化した施設の更新工事が必要です。
更新工事費は令和8年から令和17年までの10年間で、事業費計約20億円、年平均約2億円かかる見込です。更新は浄水場、加圧所、配水池等電気・機械設備、漏水が多発している高芝団地や、上市木地区の耐震管への布設替工事、配水池や浄水場等の耐震診断を予定しています。

▼このままでは、現金・預金がなくなってしまいます

●運転資金状況
水道会計事業の料金収入の減少に伴い、現金預金残高は令和7年度以降減少が続き、令和13年度には、約1,300万円不足し、経営が出来なくなり、10年後の令和17年度には約3億8,000万円と大きく不足が増加することが見込まれます。

このような状況を改善するため、水道料金改定を検討しております。
改定案内容は12月号でお知らせします。
住民のみなさま、水道料金改定にご理解お願いします。

問い合わせ:生活環境課 上下水道係
【電話】3-0513