くらし 市民広報リポーターの取材記録

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■子育てサロンで交流 子どもたちの食と生活リズムを学ぶ
山田恵美 赤こんリポーター
9月5日、武佐町にある学校給食センターで市主催の第2回近江八幡市子育てサロン「子どもたちの食と生活リズムを一緒に考えましょう!」が開催され、市内の園・学校に通う子どもの保護者や、家庭教育支援員らが参加しました。給食センターを見学した後は、栄養士から子どもたちの睡眠や朝ご飯の働きなどについて話を聞き、給食の試食を行いました。学校と同じように参加者で配膳係を決めて配膳すると、人数分取り分けることや、時間通りに配膳することの大変なこと!童心に戻って、お喋りしながら給食を食べると、とても懐かしく感じました。安心安全に、栄養バランスを考えて作られた給食を、これからも子どもたちに楽しく食べてもらいたいです。

■「めずし」を知っていますか
西野康代 赤こんリポーター
滋賀県で熟(な)れずしと言えば全国的に「鮒(ふな)ずし」が有名ですが、「めずし」はご存じですか。「めずし」とは、滋賀県の湖東地区と湖南地区の一部だけに昔から伝わっている伝統食品のことです。「鮒ずし」は春にフナを塩漬けし、夏のご飯漬けを経て冬に仕上げますが、「めずし」は冬にハス(オイカワ)という魚を塩漬けし、夏にご飯漬けをして10日程で食べられる熟れずしです。「鮒ずし」と同じく独特の匂いと酸っぱさがありますが、こちらの方が食べやすいという人もいます。作ることのできる人も食べることができる人も限られている、夏の真っ盛りにしかできないレアな「めずし」。もし機会があれば、地元の味にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

■世代を超えて伝えていく「被爆者の記憶」
向坂奈穂美 赤こんリポーター
『ーあの日、広島で何が起きたのかー』
被爆時の光景を描いた「原爆の絵」展が、アル・プラザ近江八幡店で開催されました。会場には当時の惨状を伝える迫力ある絵画が並び、買い物客の多くが足を止め、静かに見入っていました。
絵は、被爆者の記憶を後世に残すため、広島市立元町高校の生徒たちが証言者から直接話を聞いて描いたもの。未来に記憶を継承していく貴重な取り組みです。平和を願うメッセージコーナーにはたくさんの想いが寄せられ、世代を超えたこの取り組みは、平和の尊さ、そして今を生きる命の重みを改めて気付かせてくれました。

■子どもたちに夢を!奥井グループカップ
松村美沙枝 赤こんリポーター
8月30日、市立健康ふれあい公園で「奥井グループカップ」が開催されました。5回目の今回は、地元チームの桐原スポ少をはじめ、市内外12の少年サッカーチームが各トーナメントに分かれて熱い戦いを繰り広げました。全力で戦い抜いた子どもたちの健闘をたたえ、市川九團次さんや元日本代表の森島康仁さんなど豪華なゲスト陣から、全てのチームに賞とトロフィーが授与されました。閉会式では「プロを目指している人!」の問いかけに多くの子どもたちが手を挙げる一幕も。最後はゲストとのドリームマッチもあり、夢のような大会でした!