- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県近江八幡市
- 広報紙名 : 広報おうみはちまん 2025年11月号
環境エネルギーセンターは、日常から排出される廃棄物の処理を適切に行うため、平成28年8月に竹町で運営が開始され、今年で10周年を迎えました。今回は、センターの内部でごみの処理を行う2施設を紹介します。
◆リサイクル施設
可燃物以外の一般廃棄物を破砕・選別・保管する施設です。不燃ごみ・粗大ごみ・空き缶・ペットボトルなど多様な品目に対応し、それぞれをリサイクルしやすいように前処理したあと、再商品化事業者などに引き渡します。
▽処理能力(最大)
不燃・粗大ごみ 8.17t/日
空き缶 0.6t/日
ペットボトル 0.87t/日
◆熱回収(焼却)施設
ストーカー方式※の焼却炉が2炉あり、1日に最大76トンの焼却が可能です。ごみの燃焼とともに、排ガス・灰・空気の流れなどを自動運転で管理しています。また、ごみを燃やすときに発生する熱エネルギーを利用して発電も実施しています。
※ストーカー(火格子)の上でごみを燃焼させる焼却炉のこと。全国でも多くの実績があり安定した稼働が可能。
▽処理能力(最大)
76t/日(38t/日×2炉)
▽発電定格出力(最大)
980kw
▽形式
全連続燃焼式
ストーカー方式
◆〔豆知識〕 健康ふれあい公園にも余熱を利用
発電後に残る余熱は、本施設に隣接している「健康ふれあい公園」の温水プールにも利用しています。
問合せ:生活環境課
【電話】36-5509・【FAX】36-5882
