くらし 【特集】備えよう!風水害対策

昨年は7月に梅雨前線や低気圧の影響で、滋賀県北部を中心に大雨や土砂災害が発生し、警戒レベル5「緊急安全確保」が発令されました。9月には日本各地でも台風や線状降水帯の影響により、100年に1度の規模を超える降雨量が記録されました。
自分の住む地域でどのような危険があるのか、避難所はどこにあるのかなど、事前に把握していれば被害を軽減できます。近年の異常気象の中、いつ、どこで災害が起きるか予想できないため、日ごろから風水害に備えておくことが大切です。

■日ごろから準備をしましょう
・洪水・内水ハザードマップを活用して、周辺の状況を確認しましょう。
・避難場所、避難方法などを家族で確認し、避難経路を歩いてみましょう。
・非常時の持出品を必要最低限にして準備をしましょう。
・災害に備えて、家の中や家の周りを点検しましょう。

緊急時に身を寄せる避難先は、市が指定する避難所だけではありません。安全な場所に住んでいて身を寄せられる親戚や知人がいる場合は、日ごろから相談し、そこへ避難することも考えておきましょう。

■土のう(浸水防止対策用資材)を活用ください
大雨や台風などによる浸水防止対策として、土のうの支給を始めました。事前に土のうなどを使用し、対策を行うことで、被害を軽減できます。ぜひ活用して水害に備えましょう。詳しくは、市ホームページをご覧ください。

■草津市洪水・内水ハザードマップ
豪雨による浸水被害を予測し、浸水深や避難経路、避難場所などの情報を確認できる地図です。市では令和3年6月に更新し、全戸配布をしました。河川課(5階)や危機管理課(1階)、市民交流プラザ(野路一)、各地域まちづくりセンターにも設置しています。市ホームページからダウンロードもできます。


※水深の表示は、順次対応を進めています。水深の表示がされていない場所もありますので、ご注意ください

■お役立ち情報リンク
市ホームページ「河川関係機関リンク」に、気象情報や避難指示などに関する情報を発信するサイトを、一部掲載しています。

■洪水発生時の緊急避難場所があります
洪水の発生時に逃げ遅れた場合、近隣の高い所に避難し、安全な場所と空間を確保する「垂直避難」が有効です。浸水時に避難できる場所として、緊急時避難協力施設があります。下の標識を目印に、場所を確認しておきましょう。

■雨天時の道路アンダーパスの通行にご注意ください
◎アンダーパスとは交差する鉄道や道路などの下を通過するため、周囲より低くなっている道路のことです

近年、全国各地で多発する集中豪雨など、想定を上回る大雨のときには、ポンプなどでは排水が追いつかず、アンダーパスが冠水し、車両が水没するなどの重大な事故が発生しています。

・豪雨に限らず雨天時に道路アンダーパス部を通行する場合「冠水しているかもしれない」という意識を持ち、前方を十分に確認してください。
・冠水している場合は不用意に進入せず、ハザードランプを点灯して後続車両に注意を促し、水深表示などの情報をもとに引き返すなどの判断をしてください。また、事前に迂回するなど、危険回避を優先してください。
・歩行するときも、冠水している場合は水の濁りで路面が確認しづらくなり、側溝のふたが開いていて転倒するなど、怪我をする恐れがありますので、十分ご注意ください。

問合せ:河川課(5階)
【電話】561-2397
【FAX】561-2487