- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県草津市
- 広報紙名 : 広報くさつ 令和7年6月号
災害から命を守るためには「自らの命は自らが守る」という意識を持つことが大切です。いざという時、自らの命を守るために、どのような備えが必要か確認しておきましょう。
■普段から、家庭で備えておきましょう
近年、さまざまな自然災害により、避難生活を余儀なくされる事態が全国で増えています。
一人一人が災害に備えて、できるだけ普段の生活の中で利用している飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておきましょう。飲料水・食料などの備蓄は、人数分を3日分備えるのが目安ですが、大規模災害時には1週間分の備えが必要といわれています。その他、トイレットペーパーや簡易トイレ、カセットコンロなどの生活必需品も備えておきましょう。
また、自宅が被災したときは、安全な場所に避難し、避難生活を送ることになります。持ち出すべきものをあらかじめリュックサックに詰めておくなど、いつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。
■皆さんの命を守るために、市で取り組んでいること
一人一人の備えだけでは、いざという時の生活に十分対応することは難しいでしょう。市では、災害に備えて備蓄倉庫に、チェーンソーや救助工具セットなどの人命救助資機材や、発電機、非常用食料、仮設トイレなどの避難所運営資機材を備蓄しています。
今年度には大型の備蓄倉庫を整備し、炊き出し用機材や簡易ベッドなどの備蓄品を、さらに充実させる予定です。市では個人で備蓄するのが難しい資機材などを備え、避難所を開設した時に少しでも快適に過ごせる環境づくりに取り組んでいます。
問合せ:危機管理課(1階)
【電話】561-2325
【FAX】561-6852