- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県栗東市
- 広報紙名 : 広報りっとう 2025年8月号
■空家等現況調査
近年、全国的な人口減少や少子高齢化などで、空き家が年々増加しています。本市でも将来的には人口減少に転じると予想され、今後も、空き家が増加することが懸念されます。
そのような中で、本市では早期に空き家の所在や管理状態などを把握し対策するため、3年毎に空家等現況調査を実施しています。本年度がその実施年度で、9月に調査を予定しています。
この調査は、今後の空き家対策を進める上での基礎資料とするものです。
本調査の結果をもとに、本市の空き家対策における課題分析を行い、空き家の所有者に対する適正管理の啓発や利活用の意向確認などに活用します。
この調査を円滑に進めていくために、自治会をはじめとした地域の皆さんのご理解、ご協力をお願いします。
▽本市の空家数の推移
■空き家を放置すると
空き家を放置することにより、瓦や外壁の飛散による通行人への損害、草木の繁茂による害虫の発生、ゴミの不法投棄など、周辺へ悪影響を与え、近隣への迷惑となります。
建物の各箇所に破損がないか、草木が繁茂してないかなど、定期的な点検を行い、老朽化しているところは補修を行いましょう。
・倒壊
・害虫発生
・不法侵入
・外壁落下
・景観悪化
・草木繁茂
■空き家を放置しないために
実家や自宅を将来放置しないためには親族での話し合いが大切です。空き家になった場合にどうするのか、親族の間で方針を決めておきましょう。
相続のトラブルを避けるために、遺言書を作ることも有効です。
■トラブルにならないために
相続により家屋を取得した、転居により空き家となった場合は、ご近所や自治会に、緊急時用の連絡先を伝えるようにしましょう。
ご近所に伝えておくことで、家の様子を気にかけてくれたり、何かあったとき、連絡してもらうことができます。
問合せ:住宅課住宅係
【電話】551-0347【FAX】552-7000