- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県栗東市
- 広報紙名 : 広報りっとう 2025年10月号
こどもの脳や体は睡眠中に成長しています。夜更かしで生活リズムが崩れると昼間にぐずったり、ぼんやりしたりイライラしたりと、心と体の発育・発達に大きな影響を及ぼしかねません。こどもの成長とともに、1日の睡眠時間や睡眠リズムも変化しますが、乳幼児期から生活リズムの基礎を作ることが大切です。
■生活リズムを整えるには…
・「朝の光」を浴びましょう。朝の光を浴びることで、生体時計はリセットされ、体のリズムや調子を整えることができます。成長とともに夜泣きが始まった、寝る時間が遅くなった時も朝はできるだけ同じ時間に起こすようにし、遅くとも8時までには起こしましょう。
・日中は外遊びや散歩など、たくさん体を動かしましょう。
・20時には部屋を暗くして静かにし、眠りやすい環境にしましょう。
・昼寝は夕方前には切り上げ、就寝時間が遅くならないようにしましょう。
・離乳食は時間を決めましょう。毎日同じ時間に食べることで、1日の生活リズムがつきやすくなります。
・テレビやスマホは時間を決めましょう。電子メディアを見ている間は、常に強い光の刺激が目に入り続けるため、脳が興奮状態になり寝つきが悪くなります。
こどもの心と体が健やかに成長するためには、乳幼児期からの規則正しい生活習慣がとても大切です。保護者自身が家庭での生活習慣を意識して、こどもの生活リズムを作っていきましょう。
問合せ:こども家庭センター母子保健係
【電話】558-8670【FAX】554-6101