くらし 黄綬褒章を受章

西村功司(にしむらこうじ)さん(日野)が、長年にわたって家畜の繁殖業務において多大な功績を残されてきたことが評価され、「黄綬褒章(おうじゅほうしょう)」を受章されました。
西村さんは、昭和43年から家畜の繁殖に携わられ、昭和50年には当時全国でも珍しい家畜人工授精所を個人で開設。多くの農家で牛の人工授精業務を実施されました。年間で県全体の25%に相当する牛を受胎させるなど、家畜の改良と増殖に貢献されました。
また、平成元年に県内でもいち早く牛の受精卵移植師の資格を取得。新しい技術で受胎率の低い受精卵移植の課題解決にも積極的に取り組まれ、技術の普及と畜産農家の経営安定に尽力されました。
お仕事に対する姿勢は生涯現役を貫かれており、今なお多くの人工授精業務に携わり、技術支援や後継者育成に活躍されています。
受章おめでとうございます。