くらし 人推協だよりほっと・あい第232号

■9月は同和問題啓発強調月間
県および市町では、県民一人ひとりが、同和問題についての理解と認識を深め、部落差別をはじめとするあらゆる差別の解消に向けて、主体的に行動していただけるよう、啓発に取り組んでいます。
しかしながら、依然として差別事象が発生するなど、人権尊重の理念が県民に十分浸透していない状況がうかがえることから、人権意識の高揚を基調として、差別意識が解消されるよう一層、啓発活動を推進する必要があります。
こうしたことから本年も9月を「同和問題啓発強調月間」と定め集中的に啓発活動を実施します。
愛荘町では、啓発物品の配布による街頭啓発を行います。
また、期間中に立て看板、横断幕、のぼり旗を設置し、同和問題への取り組みを呼びかけます。この機会に同和問題についての理解を深め、差別の解消に向けてできることから始めましょう。
そして滋賀県では人権啓発イベントして「じんけんミニフェスタ」を開催されます。
日時:9月6日(土)11時から16時まで
場所:ビバシティ彦根1階センタープラザ

▽同和問題(部落差別)とは
同和問題(部落差別)は、日本社会の歴史的過程で形作られた身分差別により、日本国民の一部の人々が長い間、経済的、社会的、文化的に低い状態に置かれることを強いられ、同和地区と呼ばれる地域の出身者であることなどを理由に結婚を反対されたり、就職などの日常生活の上で差別を受けたりするなどしている、我が国固有の人権問題です。
同和問題(部落差別)の解決に向け、私たち一人ひとりが同和問題(部落差別)を自らの問題として捉え、正しく理解し認識を深めて、差別や偏見のない、人権が尊重された地域社会を築いていきましょう。

問合せ:
愛荘町人権教育推進協議会
(事務局)教育委員会生涯学習課【電話】0749-42-8015【FAX】0749-42-8014