くらし 3月は自殺対策強化月間です

■大切な人の「いのち」を支えるために、あなたにできることがあります
自殺統計(警察庁)による滋賀県の自殺者数は、令和2年より減少傾向にありましたが、令和4年に増加しました。性別でみると男性の自殺者数は、女性の自殺者数の2倍で推移しています。

自殺に至った多くの人は、様々な悩みが原因で心理的に追い詰められた結果、自殺の直前には抑うつ状態やうつ病、アルコール依存症などの精神疾患を発症しているなど、正常な判断を行うことができない状態となっていることが明らかになっています。
また、自殺の背景には、精神保健上の問題だけではなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、進路や親子問題、いじめ、孤立などの様々な社会的要因があり、「個人の問題」から「社会の問題」として認識されるようになりました。自殺は誰にでも起こり得ることであり、一人一人が身近な問題として考えていく必要性があります。
厚生労働省では、相談窓口等の情報をわかりやすくまとめたウェブサイト「まもろうよ こころ」を公開するとともに、一人でも多くの方に必要とする支援をつなげられるように、生きづらさを感じている方々へのメッセージを発信しています。
まもろうよ こころ(厚生労働省特設サイト)※二次元コードは本紙参照

問合せ:医療保険課 保健師
【電話】35-8117