くらし 3月は自殺対策強化月間です。~こころといのちを支えあう地域づくりをめざして~

人は誰しも落ち込むことがあります。
もし身近な人や大切な人が落ち込んでいたら、とても心配になることでしょう。
そんな時は、勇気をだして、まずはやさしく声をかけてみることから、はじめてみませんか?

■あなたも「ゲートキーパー」になれます
ゲートキーパーとは、「悩んでいる人に気づき声をかける」「じっくりと耳を傾ける」「支援先につなげる」「温かく見守る」ということができる人のことです。この4つの役割のうちの、どれか一つができるだけでも、悩んでいる人にとっては、大きな支えになります。

■家族や仲間の変化に気づいて声をかける
悩みや不安を抱えている人は、いつもとちがうサインを出していることがあります。
勇気をだしてまずはやさしく声をかけてみることからはじめてみませんか。
話ができなかった時は、「あなたのことを心配していますよ」という気持ちを伝えましょう。

▽周囲が気づく変化
・よく眠れていない
・お酒の量が増えている
・口数が減った
・体重が減ったようにみえる
・突然泣きだしたり感情が不安定になる

■じっくりと耳を傾ける
本人の気持ちを尊重し、否定せず、じっくりと話を聞きましょう。
話しづらいことを打ち明けてくれたことに労いと感謝を伝えましょう。

▽避けたい言葉の例
励ます
「いつまでも悩んでいてはいけないよ。」
悩みを小さく表現したり、他と比べる
「あなただけではない、他にも苦しんでいる人はいる。」
アドバイスする
「こうすればいいよ。絶対そうした方がいい。」

■支援先につなぐ
相手の意思を尊重しながら、専門の相談窓口へつながるようにサポートをしましょう。

■温かく見守る
解決には時間がかかることもあります。
専門の相談窓口につないだあとも、温かく寄り添いながら見守ってあげましょう。

ひとりで悩みを抱え込まず、相談してください。

問合先:保健福祉課
【電話】38-3314