- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県甲良町
- 広報紙名 : 広報こうら 2025年4月号
甲良町の花である「藤」。その藤が植えられている場所が在士八幡神社の境内にあります。
この藤は樹齢600年以上ともいわれ、甲良町三大偉人の一人である戦国武将、藤堂高虎公の先祖である藤堂三河守景虎が京都の石清水八幡宮から藤の株を分けてもらい、植えたのが始まりとされています。
そんな藤が近年は温暖化や水不足の影響を受け、花房がかつての約半分程度となっていました。そこで去る令和7年1月19日(日)に滋賀県「緑の募金」事業を活用して樹木医 北村正隆さんをお招きし、藤樹の状況を見ていただき、剪定等の管理方法を在士区民で学びました。
藤には花房がつく芽と葉がつく芽が枝についており、それを見極めながら剪定していくことで、土からの養分と日の光を十分に受けられるようになり、かつての見事な藤が咲くようになるとのことで、枝一本一本確認しながら作業にあたりました。
四方八方に伸びていた枝を剪定したことで見た目もスッキリとなり、今後も適切な管理をおこなっていくことで、来る令和7年4月27日(日)に開催予定の「在士藤まつり」では立派な藤の花が咲き誇っていることでしょう。
問合先:産業課
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