くらし リハビリテーションの専門職ってなに?

皆さんはリハビリテーション専門職をご存じでしょうか?ここではリハビリテーション専門職について知っていただけるよう、ご紹介したいと思います。
一般的に言われるリハビリテーション専門職としては三つの種類があります。

◆一つ目は理学療法士[Physical Therapist]
PTと呼ばれることもある理学療法士は、ケガや病気などで体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気などの物理的手段を治療目的に利用する物)などを用いて、自立した日常生活が送れるように支援する医学的リハビリテーションの専門職です。
(参考:日本理学療法士協会HP)

◆二つ目は作業療法士[Occupational Therapist]
OTと呼ばれることもある作業療法士は、病気やケガ、または生まれながらにして障害がある人など、年齢に関係なく、日常生活に支援を必要とするすべての人の社会とのつながりを「作業」を通じて作ります。
また、基本的な動作能力から社会の中に適応する能力まで維持、改善し、「その人らしい」生活の獲得を目標にします。住み慣れた場所でその人なりの生活を支援し、社会の中でそれぞれが生きがいを持ち、豊かに生きるための生活の実現を図ります。
(参考:日本作業療法士協会HP)

◆三つ目は言語聴覚士[Speech Therapist]
STと呼ばれることもある言語聴覚士は、話す、聞く、食べるのスペシャリストです。言語聴覚士は、言葉によるコミュニケーションに問題がある方に専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるように支援する専門職です。また摂食・嚥下の問題や高次脳機能障害にも専門的に対応します。
(参考:日本言語聴覚士協会HP)

◆その他に、リハビリテーション関連職として柔道整復師、視能訓練士、義肢装具士などがあります
これらの職種は主に病院や施設などで働いていますが、近年では地域に出るセラピストも多く、リハビリ専門職が介護保険事業などに係ることが増えました。
多賀町でも湖東地域リハビリ推進センターなどと連携し、介護予防教室や在宅での福祉用具の提案などに専門職が関わっています。
また4月からは多賀町地域包括支援センターにも作業療法士が在籍していますので、お体や福祉用具などでお困りのことがありましたら、地域包括支援センターまでお気軽にご相談ください。

ご相談・お問い合わせは
多賀町役場 福祉保健課 地域包括支援センターまで
【電話】0749-48-8115

→福祉保健課
【有】2-2021【電話】0749-48-8115【FAX】0749-48-8143