- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府京都市
- 広報紙名 : きょうと市民しんぶん(音声読上げサービス版) 令和7年1月1日号
大きな被害をもたらした阪神・淡路大震災と能登半島地震。ここでは、これらの震災からの教訓を未来へつなげるイベントを紹介します。
■阪神・淡路大震災
1995年1月17日5時46分、淡路島北部を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生しました。この地震により、神戸市の一部の地域で震度7、京都でも震度5を観測しました。
▽被害状況
死者・行方不明者:6437人
負傷者:4万3792人
家屋被害:63万9686棟
(総務省消防庁:「阪神・淡路大震災について(確定報)」 平成18年5月19日)
■能登半島地震
2024年1月1日16時10分、能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生しました。この地震により、石川県輪島市などで震度7、北海道から九州地方の広い範囲にかけて震度1~6強を観測しました。
▽被害状況
死者・行方不明者:465人
負傷者:1345人
家屋被害:13万9690棟
(内閣府:令和6年能登半島地震による被害状況等について 2024年11月26日)
石川県珠洲市での京都市消防局による救助活動の様子
■過去の災害を踏まえ、防災意識を高めましょう
市民防災センターで防災体験をしてみましょう!
〒601-8445 南・西九条管田町7
【電話】662-1849【FAX】662-6050
時間:9~17時
休み:月・第2火曜(祝日の場合は翌平日)、12月28日~1月4日
料金:無料
お子さんが楽しみながら防災について学べるコーナーもあります。ぜひお越しください!
▽こんな体験ができます
・地震体験…震度4~7程度の揺れを体験。地震発生時の心構えや日頃の備えも学ぶことができます。
・強風体験…風速32メートルの強風下における行動の困難性を体験。また、自然災害について学ぶことができます。
・消火体験…モニターに模擬火災を映写し、消火器や屋内消火栓設備による消火方法を学ぶことができます。
さらに防災意識を高めるために、参加しませんか?
■阪神・淡路大震災から30年 特別防災展
日時:1月18・19日9~17時(各催しの日時はHPを確認)
料金:無料
申込み:不要
▽注目の企画をご紹介
・防災トークセッション…当時、被災地を取材された京都新聞社の藤田治久氏と市消防局職員が「震災の経験を通じて今、伝えたいこと」をテーマに語り合います。
・災害写真パネル・防災用品などの展示…パネル33点、非常持ち出し品・家具転倒防止器具などの防災用品を展示します。
・防災My(マイ)絆BOX(ボックス)を作ろう!(先着順)…オリジナルの防災BOXを作成します。塗り絵をしながら各家庭で必要な防災用品を考えてみませんか。
■ペットと避難するために
ペットの災害対策講座へ行ってみましょう!
日時:1月25日10時(約1時間半)
会場:動物愛護センター(南・上鳥羽仏現寺町)
料金:無料
申込み:HPを確認の上、1月17日までに。多数抽選
▽こんな内容を学べます
・指定避難所でのペットの受け入れ体制やペット用の備蓄物品の状況などを学びます。
・避難時に必要な物品やペットをキャリーケースに出入りさせるためのトレーニングなどを学びます。
問合せ:同センター
【電話】671-0336【FAX】671-0338
■消防局からのお願い
大規模災害発生時には、地域で助け合う「共助」が重要です。地域の共助力・災害対応力を高める「地域発災型訓練」を実施してみませんか?
市が用意した訓練グッズを使用して、ご近所同士などで気軽に実施できます!実施方法などのご相談は、お近くの消防署にご連絡ください。
▽[用語メモ]「地域発災型訓練」とは?
町内各所で発生した災害に対応するためのシミュレーション訓練のこと。「ドアが開かない」「ぼや」など被害状況が書かれたカードを使用して行うので、子どもからお年寄りまでゲーム感覚で実施できる訓練です。
問合せ:消防団・自主防災推進室
【電話】212-6692【FAX】212-6958