- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府福知山市
- 広報紙名 : 広報ふくちやま 2025年4月号
■地域の暮らしを守る 私たちのまちの基盤を整備
○つつじが丘・向野団地老朽化した市営住宅の統合建替
予算額 15億5047万円
耐用年数を超過し、老朽化した市営住宅つつじが丘団地、向野団地の統合建替工事を引き続き進めます。
○丘地区の4つの施設の機能を集約した施設を整備
予算額 3億9960万円
老朽化の進む丘地区の4つの施設(丘児童センター、旭が丘教育集会所、夕陽が丘教育集会所、丘老人施設)を集約した施設を整備します。
○地域の拠点施設である2地域公民館の整備・改修
予算額 4億9615万円
老朽化した川口地域公民館と成和地域公民館の大規模改修を進め、地域福祉や地域コミュニティ活動の拠点として整備します。
○生命と財産を守る消防署・消防団の車両を更新
予算額 1億5929万円
複雑多様化する災害に的確かつ迅速に対応し、尊い生命と財産を災害から守るため、消防ポンプ自動車や救援車、消防団小型動力ポンプ付積載車などを計画的に更新します。
○大規模災害を想定した地域防災力の強化
予算額 7856万円
本市での大規模災害発生時に他機関からの様々な支援を円滑に受け入れる体制を見直すなど、大規模災害に対する指針を作成するほか、避難所環境を更に整備します。
○大規模災害に備え市民病院の新棟建設に着手
予算額 2億4860万円
災害拠点病院として、大規模災害に備える機能強化を図るため、現在の北別館位置に自家発電設備などを備えた新棟を建設する計画をしています。令和7年度は、現在の北別館機能を移転する病院南側の新棟建設工事に着手します。
○逃げ遅れゼロをめざす災害時ケアプランを推進
予算額 1725万円
豪雨災害が激甚化する中、要支援者のための「災害時ケアプラン」作成を進めます。また、支援システムを活用し迅速な安否確認につなげます。
■令和7年度当初予算概要
次世代につなぐ幸せを生きるまち実現予算
あらゆる分野に目配りをして予算配分
表の数値は、端数の関係で合計が一致しない場合があります
○一般会計は過去最大の471.9億円
令和7年度の当初予算は、本市のまちづくりの基本的な指針「まちづくり構想福知山」で示す将来像や公約を実現するため、子育て・教育・福祉・環境・産業などあらゆる分野に目配りをして編成し、一般会計で過去最大となる471.9億円を計上しました。前年度から10億円の増となっていますが、これは小・中学校のタブレット型端末更新や市営住宅の建替え、給与改定などによる人件費の増、保育所委託事業や児童手当事業などの経費の増加によるものです。
特別会計では、国民健康保険事業、介護保険事業で合計6.9億円減となった一方、後期高齢者医療事業が前年から0.6億円増となり、全体で176.4億円となりました。
企業会計では、水道事業2.0億円減、下水道事業18.5億円減となりました。これは令和6年度に両会計合わせて23.1億円の前倒し補正をした影響です。病院事業は2.8億円増となり、企業会計全体で324.4億円となりました。
全会計の総額は、前年度から13.9億円減で972.7億円となりました。
○基金残高は7.1億円減の80.8億円
令和7年度は光熱費の高騰などの対策分に対して財政調整基金を3.0億円取り崩します。また、京都丹後鉄道支援事業などに繰り入れるために地域振興基金を2.8億円取り崩すことなどにより令和7年度末の全基金残高は、80.8億円となる見込みです。
○市債残高は前年度から横ばいの見込み
全会計の令和7年度末時点の実質的(※)な市債残高は約380.7億円で、前年度から約1300万円増加の見込みです。市民1人あたりでは、前年度と同じおよそ51.1万円となります。
※交付税による財政支援措置額を控除した市債残高
○市有財産の積極的活用やふるさと納税で財源を確保
歳入面では、公共施設マネジメントで創出される土地の収益や、ふるさと納税の推進、ネーミングライツ広告収入など、様々な財源確保に積極的に取り組みます。
■令和7年度予算をもっと詳しく知りたい人へ
令和7年度当初予算の概要や各事業の詳細をホームページで公開しています。
問合せ:財政課
【電話】24-7035【FAX】23-6537