- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府福知山市
- 広報紙名 : 広報ふくちやま 2025年4月号
■「福知山の変」第9弾をお披露目
このまちで挑戦し、まちを変えていく人を応援する企画「福知山の変」。
9人目の〝変化人〟は、京都府指定の無形民俗文化財「丹波の漆かき」の継承に挑む山内耕祐(やまうちこうすけ)さんです。
○漆搔き職人の山内耕祐さん
山内さんは、学生時代に漆工芸を学ぶなかで、原材料の漆に興味を持ち、数少ない国産漆の生産地である本市の夜久野地域に赴きました。そこで丹波漆が後継者不在やウルシの木の減少で消滅の危機に瀕していることを知り、当時26年ぶりの漆搔き職人になりました。
それから12年。山内さんらの奮闘が評価され、NPO法人丹波漆は西日本で初めて国から「日本産漆生産・精製」の保存団体として認定されるまでになりました。
○丹波漆の未来をつくるふるさと納税新プラン誕生
山内さんの挑戦はまだ道半ばです。そこで、寄附をすることで地域にウルシの苗木が植樹される、ふるさと納税の新プランをスタートしました。寄附者は苗木に名前がつけられるなど、丹波漆の未来をともにつくる一員となります。
問合せ:ふるさと応援課
【電話】24-7090【FAX】23-6537