健康 ホットな健康情報をお届け マイ健康通信「熱中症」

今月はこれからの暑い時期に気を付けたい「熱中症」への対策をお届けします。

■熱中症のリスクは湿度も関係する
「暑い」と感じるのは、気温だけでなく「湿度」が大きく影響します。湿度が高くなると、気温以上に蒸し暑さを感じ、また、汗が蒸発しにくくなるため、体に熱がこもりやすくなり、熱中症の危険が高まります。日本海側の気候の影響で、舞鶴市は年間を通して、湿度が高い傾向にあります。熱中症になると、めまいや立ちくらみ、発汗、頭痛、吐き気などの症状が現れ、重症化すると命に関わることもあります。

■湿度を意識した熱中症対策
◇エアコンと扇風機を併用
エアコンだけでなく、扇風機などを使い、冷風を循環させることで、体感温度が下がります。除湿機で湿度を下げるのも効果的です。

◇喉が渇く前に水分補給
喉が渇く前に、コップ1杯の水分を1〜2時間おきに飲む習慣を付けましょう。また、水分・ミネラルを多く含むキュウリや、トマト、スイカなどの夏野菜や果物を積極的に食べましょう。

◇熱中症リスクは「数値」で把握
部屋に温湿度計を置き、体感だけでなく、数値で室内の状態を把握しましょう。室温は28℃、湿度は50〜60パーセントが目安です。

■情報の把握で熱中症を未然に防ぐ
対策と予防で防げる熱中症。湿度や温度、風から計算し、熱中症の危険度を測る「暑さ指数(WBGT)」も活用しましょう。環境省の公式LINEで暑さ指数とそれに応じた予防行動や対策などが確認できます。また、熱中症に関する情報は市ホームページで紹介しています。下コードからアクセス可。
熱中症対策にしっかり取り組みながら、夏を楽しみましょう。
※二次元コードは本紙をご覧下さい。

担当:健康づくり課