くらし あやべトピックス

■東綾小中に台湾の中学生訪問
東綾小中一貫校(鷹栖町)で2月19日、同校の児童・生徒と台湾の台中市向上国民中学校の生徒との交流会が行われました。この企画は、教育旅行の誘致に取り組む府観光室から声が掛かったことで実現。雪が降る中、台湾の生徒30人と教職員ら5人が来校しました。
東綾小中一貫校の生徒たちは、一緒に給食を食べたり、音楽の授業で箏(こと)を演奏したりするなどして交流。中学2年生の谷川琉聖(りゅうせい)さんは「英語でコミュニケーションを取れるいい機会になって楽しかった」と笑顔で話しました。

■クマの被害対策を考える
市興農会議(議長、山崎善也・綾部市長)は2月16日、青野町のあやテラス・ホールでフォーラム「明日の農には夢がある」を開催。府中丹広域振興局農商工連携・推進課の岡田幸大さんと農業・食品産業技術総合研究機構の住田弘一さんがそれぞれ講演しました。岡田さんは、近年頻発しているツキノワグマの被害防止対策について紹介。「クマを寄せ付けないようにするためには、農作物は残さず収穫することが大切」などと呼び掛け、参加した市内の農林業関係者ら118人は真剣な表情で聞き入っていました。

■脱炭素への優れた取り組みを表彰
市は2月21日、市役所で「あやべゼロカーボン表彰」の表彰式を開催しました。本年度の最優秀賞は志賀郷杜栄(もりえい)(向田町)、優秀賞は塚﨑里さん(11歳、寺町)が受賞。志賀郷杜栄は市内産木材の活用を通じた森林整備や小学生への森林体験学習の実施などに、塚﨑さんは麻を編んで作るエコたわしの普及にそれぞれ取り組みました。塚﨑さんは「地球を守りたいという思いで取り組んできたことが受賞につながって良かった。これからも環境に優しい行動を続けていきたい」と喜びました。

■家族で防災を考えよう
市は2月22日、西町一丁目のあいセンターで「家族で学BOSAI!」を開催。防災ママサークルままもりっこ代表で防災士の資格を持つ坂中綾香さんが講演しました。災害が起きたときにどのように避難すればよいか、何を用意しておく必要があるかなどを、水の要らないシャンプーなどの実物を交えて説明。段ボールトイレの組み立てや非常食の試食も行い「いざというときに備え、事前に試しておいて、どのようなものか知っておくことが大切。家族間での連絡方法や避難場所も、普段から話し合ってほしい」と日頃の準備の重要性を訴えました。

■30歳、40歳の節目に同級生との絆を再確認
あやべ3040(さんまるよんまる)成人式が2月22日、青野町のあやテラス・ホールで開催されました。本年度30歳、40歳となった同級生が集まり、旧友とのつながりや絆を深め、改めてふるさとの良さを再認識できる機会を提供しようと同実行委員会(大槻冬樹委員長)が企画。3回目となる今回は、市内外から計49人が参加し、旧交を温めました。
山崎市長の歓迎の言葉の後には、今年もあやべ地域交流大使のシャンプーハットてつじさんが登場し、くじ引きで選ばれた参加者10人と一問一答形式で対談。「綾部市の好きなところは?」「どんな部活をやっていましたか?」などのお題に参加者が答えると、軽妙なトークで会場を盛り上げました。

■市消防団が竿頭綬を受章
3月5日、東京都千代田区で行われた「令和6年度消防功労者消防庁長官表彰式」で、市消防団(白波瀬博之団長)が竿頭綬(かんとうじゅ)を受章しました。竿頭綬は、防災思想の普及、消防施設の整備等が特に優秀な消防機関に贈られるもの。今年度の受章は、府内で1機関のみです。また、永年勤続功労章を、消防団から岩波平ブロック長が、消防本部から大島秀一消防司令補、村上和史消防司令補がそれぞれ受章しました。