- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府亀岡市
- 広報紙名 : 広報かめおか 令和7年8月号(第049号)
■行こう、世界を広げに 多様な国の文化に触れたり 未来社会について考えたり 学校の中では体感できない学びを
亀岡市では、全ての小・中・義務教育学校の全児童・生徒に校外学習として4月~9月末にかけて大阪・関西万博を訪れる取り組みを行っています。対象となる児童生徒は約6,500人で安心して学びを得られるよう熱中症対策や、サポートを行う人員の確保など、安全管理に配慮し実施しています。
海外のパビリオンの見学や、大屋根リングの大きさに感動した小学生たちは「もっと見たい!」、「家族でもう一度行きたい」などと話しました。
また、国連パビリオンを見学した中学生は、「館長の話を聞いたり、国連の冊子をもらって良い勉強になった」と貴重な体験を楽しんだ様子でした。
その他にも企業パビリオンで最先端技術に触れ、「未来」を体感することもできました。
■亀岡の間伐材の枝葉で作った“こだわりのEcoなペアベンチ“が万博会場に登場!
エースジャパン株式会社は、間伐後にでた枝葉などをチップ化し、独自の圧縮技術でベンチなどを制作しており、この度、大阪・関西万博に2人掛けの未利用材ベンチを2000基提供されました。この取り組みは、本市森林組合と連携し、育親学園周辺の森林の枝葉を活用して制作されたものです。1基1基手作りであり、「こだわりのEcoなペアベンチ」と名づけられています。間伐後の枝葉などの活用は、環境にもやさしい取り組みです。
◇育親学園の生徒も一緒に製作
「こだわりのEcoなペアベンチ」は、昨年度卒業した育親学園9年生が関わっており、生徒20人が卒業製作として、20基を制作しました。万博の閉幕後は、育親学園で活用予定です。
皆さんも万博におでかけの際には、休憩スペースに配置されているベンチをぜひ探してみてください。