くらし 長岡京のきらり いいひと・もの・こと み~つけたっ

長岡京市のことが大好きな市民ライターが、市内できらりと輝く、ステキなひと・もの・ことを紹介するコーナーです。今回は、まちのにぎわいに欠かせないバンビオの誕生に尽力した“きらりさん”を紹介します♪

[今月の担当]
福島あす香(ふくしまあすか)
家では母、外ではご縁をつなぐ活動に、日々楽しさを感じています。

■vol.27「まちとともに歩んだ時間“はじまり”の記憶をつなぐ人」
今月のきらりさん 山口 勲(やまぐち いさお)さん

多彩なイベントや教室などが行われ、まちのにぎわいに欠かせないバンビオ。その誕生には、長岡京駅西口地区市街地再開発組合で理事長を務めた山口勲さんの挑戦がありました。
20年以上前、JR長岡京駅前でクリーニング店を営んでいた山口さんは、駅前に広がる空き地を前に「何かせなあかん」という思いを胸に抱きました。住民らが参画する組合主体の駅前再開発は、京都府内でも前例のない事業。構想倒れを懸念する声もある中、山口さんは人徳と信頼、相手を第一に思う姿勢で組合員の意思をまとめ、立ち退きや補償交渉などの困難を乗り越えてきました。入居予定だった大手スーパーが撤退する事態が発生した時も、「再開発事業を成功させるのは今しかない」と前向きな姿勢で推し進めました。「振り返れば、あれが転機やったと思います」と山口さんは語ります。
早期の計画再構築が迫られる中で生まれたのが、現在のバンビオ広場公園です。「癒やし」「安らぎ」をテーマに設計された公園は、噴水をはじめ市民の憩いの場に。サマーナイト・カフェや、バンビオイルミネーションなどのイベントも催され、まちのにぎわい拠点としても親しまれています。バンビオ1番館メインホールに実際の竹が使われ、周辺の車止めは竹をモチーフに作られるなど、郷土への愛が込められています。
山口さんは、「時代に応じた取り組みを、スピード感をもって続けることが大切やと思います」と語り、「この歩みを、長岡京市の発展につなげていってほしい」と願っています。

■きらりさんのオススメ店
山口さんに、市内のオススメのお店を聞きました!
縁あってオープンして20年。当時は駅前再開発の救世主として、今では地域の人々の生活に密着し、この地に欠かせない存在だと思います。

○フレンドマート 長岡京店
神足2丁目2-1
【電話】959-1880【FAX】959-1881
午前9時30分~午後10時

○お店からのプレゼント
商品券500円分
応募方法は本紙27ページへ

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