文化 歴史・民俗 たなべのむかし

私たちの住むまちの歴史・民俗を紹介します。

■No.13 延宝検地帳(えんぽうけんちちょう)
「検地」とは農民から年貢を徴収するために田畑の面積や収穫高などを調査することで、豊臣秀吉が行った太閤検地が有名です。市内には江戸時代に行われた延宝検地の検地帳がいくつか残っています。延宝7年(1679年)に淀藩が作成した高木村朝廷領の検地帳を見ると、田んぼの面積が畑の約6倍もあったことや、等級の高い田んぼが多く比較的収穫量が多い地域であったことが分かります。
市史編さん室では、江戸時代の村の田畑の状況を知ることができる検地帳の所在確認を進めています。

問合せ先:市史編さん室
【電話】64-1301