- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府京丹後市
- 広報紙名 : 広報京丹後 2025年5月号(第254号)
■マルハンカップ開幕!
昨年、野球に取り組む姿勢が評価されマルハン賞に選ばれた間人シーガルズ。
今年は優勝目指して、開幕戦に挑む!
4月5日、第21回マルハンカップ学童野球大会が京丹後夢球場で開幕。今年は丹後地域に加え福知山市からも参加があり計16チームでのトーナメント戦となりました。開会式では峰山レッドウエスタンの山本大翔主将が力強く選手宣誓。大会第1試合では昨年マルハン賞に選ばれた間人シーガルズが宮津ホークスに勝利。翌日には2回戦が行われ、間人シーガルズ、橋立イーグルス、網野ビクトリーズ、久美浜クラブの4チームが勝ち上がり5月5日に京丹後夢球場で行われる準決勝に挑みます。
■大内峠一字観公園から天橋立を眺めよう みんなでノルディックウォーキング!
3月23日、春のノルディックウォーキングが開催されました。この催しは、市スポーツ推進委員会が主催するもので、今回は市内の小学生からシニア世代の33人の参加があり、終始賑わいのある開催となりました。コースは、大宮町の三重保育所跡地から大内峠一字観公園を折り返す往復4・2キロ。全員で準備体操をして体を温め、3つのグループに分かれ出発しました。
当日は、数日前の寒さが嘘のような暖かな春の陽気で、ウォーキングをすると汗ばむほどの気温。30分ほどで一字観公園に到着し、景色を楽しんでから全員で記念撮影。復路では公園付近の湧き水「長命いっぷく名水」で喉の渇きを癒しました。三重保育所跡地に戻った参加者からは「楽しかったよ~」との声も聞かれ多くの笑顔が見られました。
市スポーツ推進委員会では年間を通じて誰でも参加し楽しめるイベントを多く計画しています。ホームページやチラシなどでお知らせしますので、みなさんのご参加お待ちしています♪
■令和6年度スポーツ講演会
京丹後市スポーツ特別栄誉賞受賞の井上謙二さんと高谷大地さんが講演
できることを増やすその先に五輪がある
京丹後市スポーツ協会主催のスポーツ講演会が3月15日、アミティ丹後で開催されました。講師を務めたのは、網野町出身でアテネ五輪レスリングフリースタイル60kg級銅メダリスト、日本レスリング協会強化本部長の井上謙二(いのうえけんじ)さん(自衛隊体育学校)とパリ五輪レスリングフリースタイル74kg級銀メダリストの高谷大地(たかたにだいち)さん(自衛隊体育学校)。
井上さんは講演で、兄のレスリングをする姿に影響を受けレスリングを始めたことや、自衛隊入隊後の両膝の手術、復帰に向けたリハビリを経験しレスリングができることへのありがたさ、周囲への感謝の気持ちを一層持つようになったこと、現役引退後は、指導者として選手達と五輪メダル獲得にむけて真剣に取り組んだことなどを話しました。
続けて登壇した高谷さんは、社会人になり調子が上がらず苦しい中、階級を上げることで減量苦から開放されレスリングが再び楽しく感じられるようになったことや、メンタルトレーナーにネガティブな自分を受け入れ、本を読むことを進められたこと、そうして、たくさんの本を読むことで頭の回転が良くなり、レスリングでの判断にも役立ったことなどを話し、これまでの〝五輪を目指す〟〝試合に勝つ〟という思考から〝試合で練習の成果を発揮する〟という思考に変わったことが五輪でのメダル獲得に繋がった、と振り返りました。また、今後は自身の競技の他に、レスリングで受けた恩を後進の育成、地域貢献などで返していきたい、と思いを語りました。