くらし 消費生活センターからのお知らせ

■海外旅行のトラブルに注意
▽公式サイトから申請したはずが、そうじゃなかった?
全国的に「インターネットで検索したサイトでESTAを申請したら、思わぬ金額の代行手数料を請求された」などの電子渡航認証申請代行サイトに関する相談が増えています。近年、アメリカのESTA、イギリスのETA、オーストラリアのETA、カナダのeTA、韓国のK‐ETAなど、渡航前に電子渡航認証を受けることを義務付ける国が増えています。いずれの国も公式サイトから電子渡航認証を申請できますが、消費者の中にはインターネットで検索し、上位に表示された申請代行サイトを公式サイトだと思い込み、申請したことでトラブルとなっています。事例などを紹介します。

▽事例
・ESTA公式サイトだと思い申請したところ、申請代行サイトであった。電子渡航認証は取得できたが、公式サイトからの申請料の約5倍の代金を請求された。
・公式アプリでしか申請が出来ないはずのETA(オーストラリア)の申請代行をうたうサイトと契約してしまったため、返金を求めたが応じない。

▽対策
・今後、各国電子渡航認証の手続き方法などは変更となる可能性があるので各国公式サイトにて随時確認する。
・申請代行サイトと契約後はキャンセルが困難な場合が多いため、契約前に契約内容やキャンセル条件などを確認する。
・申請代行サイトと契約した場合は公式サイトで申請状況を確認する。

不安に思った場合やトラブルが生じた場合は、すぐに消費生活センターなどに相談しましょう。

場所:木津総合庁舎(木津上戸18-1)
問合せ:相楽消費生活センター
【電話】72-9955
相談日 月~金曜日(祝日・休日を除く)
相談時間 午前9時~正午、午後1時~4時
その他:「消費者ホットライン」【電話】188(いやや!)番も利用ください。