子育て はぐくみ♡コラム(4)

■出産準備
出産準備は妊娠約8か月にあたる28~31週ごろから本格的な準備が必要です。産後すぐに始まる授乳に必要な物や赤ちゃんの洋服、沐浴用品などを揃えておきましょう。
仕事をしている人は、出産予定日の6週間前(双子以上の多胎妊娠のときは14週間前)から産後8週間まで産休が取得できますので、妊娠したら早めに会社に相談しましょう。産前休暇中に、赤ちゃんを迎える環境作りをしたり、産後に手伝いをしてくれる人を考えましょう。出産後は、赤ちゃんにつきっきりになるので、今のうちにやりたいことを無理のない範囲で楽しむこともおすすめです。
子育て支援課では、妊娠8か月ごろにアンケートを送付しています。「出産後サポートしてくれる人がいない」「育児物品は何を準備したらいいの?」など不安がある人は、後日保健師から連絡をします。このアンケートから授乳服などのプレゼントの申し込みもできますので、ぜひお答えください。
妊娠約10か月にあたる37~41週は『正期産』と呼ばれ、赤ちゃんがいつ産まれてもいい状態になり、いつ破水や陣痛が来てもおかしくありません。遠出は控え、入院の準備を済ませておきましょう。
妊婦健診の時に、「このまま入院しましょう」と病院から言われることがあります。普段から、家族と入院グッズの置き場などを共有しておきましょう。陣痛や前期破水が始まってから慌てないよう、産院や病院までの移動手段を確保し、誰と行くのか、上の子がいるときは誰にみてもらうのか決めておきましょう。
出産は人生で何度もあるものではありません。「こんな出産がしたい」「こうやって家事・育児・仕事の役割分担をしよう」など、事前に家族と話し合い、出産を迎えてください。

問合せ:子育て支援課