くらし 令和7年度の当初予算(3)

5.いきいきと安心して暮らせる健康・福祉のまちづくり
住民一人ひとりが健康で生き生きと安心して暮らせる健康で長寿のまちを目指した予算

・高齢者移動支援補助 6,640千円
井手町社会福祉協議会が町の補助を受けて実施している高齢者移動支援について、利用者のニーズ等を踏まえ、より充実した内容で運行できるよう、必要な経費を補助するものです。

・若年がん患者在宅療養支援事業 530千円
18歳から39歳までの末期がん患者の方が、住み慣れた生活の場で安心して自分らしい生活が過ごせるよう、在宅療養生活における介護サービス等を利用する際に費用の一部を支援します。

・福祉サービス事業所物価高騰対策支援給付金 2,100千円
エネルギーコストなど物価高騰による福祉サービスの提供に対する影響の軽減を図るため、町内の障がい福祉・介護保険事業所に対して給付金を交付します。

・歯周病予防健診 614千円
歯・歯肉の状態や口腔清掃状態などの健康診査を実施し、住民の口腔内を清潔に保ち、歯周病をはじめとする口腔内トラブルを予防、改善することで住民の健康な生活を支援します。
対象:井手町在住の550人(20歳~70歳まで10歳ごと)

・福祉タクシー事業 2,322千円
外出が困難な障がいのある方の生活行動範囲の拡大及び社会参加の促進を図るため、タクシー料金等の一部を助成します。

6.つながりとふれ合いを大切にし、みんなで取り組むまちづくり
多様な交流を通じた協働のまちづくりが進められる環境整備と、時代に合った行政運営を推進する予算

・いづみ人権交流センター体育館空調整備 7,000千円
いづみ人権交流センターの体育館は、いづみ児童館を利用する児童・生徒の活動の場や地域の様々な行事の会場として使われているだけでなく、有事の際には住民の皆様の避難所としても使われる重要な施設です。そこで、利用者にとっての利便性の向上と困難な状況にある避難者の皆様が少しでも快適に過ごしていただけるよう、空調設備を整備します。

・井手応援隊活動拠点運営事業 11,950千円
京都産業大学井手応援隊の活動拠点「むすび家ide」において、小学校の児童等の宿題を教える寺子屋や、「むすび家カフェ」の運営により、学びと交流の場として、本町への交流人口や関係人口の拡大、移住定住の促進につながる取組を行います。

・椿坂公園東屋整備 8,028千円
ふるさと納税制度により本町にいただいた寄附を活用し、椿坂公園において、住民の憩いの場を形成するとともに、まちづくりセンター椿坂と連携して町内外の人々が交流・活動する場となることを目的として、東屋を設置します。

・日本語教室 346千円
井手町在住及び在勤の外国人の方に対して、日本語学習などを通じて、相互理解を深め、交流を進めることで共生社会を実現していくため、地域のボランティアが実施される日本語教室の取組を補助します。

■特別会計における主な取組
▽国民健康保険特別会計
・人間ドック・脳ドック助成負担金 4,312千円
被保険者の疾病予防及び早期治療を図るとともに、健康管理に対する自覚を深めていただくことを目的に、自己負担が3割になるよう補助金を交付するもので、令和7年度からは、従来からの人間ドックに加えて脳ドックについても対象とします。

▽介護保険特別会計(保険事業勘定)
・トレーニングマシンを使ったフレイル予防 2,784千円
老人福祉センター(賀泉苑・玉泉苑)にトレーニングマシンを配置します。併せて、健康を維持し、増進させるための取組として、椅子を使った体操や、マシンによる安全かつ効果的な身体の動かし方について、指導員を配置し短期集中的に提供します。