くらし 令和7年度の当初予算(2)

3.活力のある産業振興と観光・交流のまちづくり
歴史や文化、自然、景観、立地条件などを活かし、産業・観光交流の振興・促進による活気あふれるまちを目指す予算

・プレミアム付き商品券発行補助 18,000千円
井手町商工会のプレミアム付き商品券発行事業について、物価高騰の影響を受けている地域経済の活性化と消費者支援を図るため、前年度に引き続きプレミアム率を3割として実施できるよう補助します。

・有害鳥獣駆除 9,730千円
これまでから有害鳥獣による農作物への被害を防ぐため、電気柵やワイヤーメッシュ柵の設置、電動エアガンの配備などに取り組んできたところですが、対策の強化を図るため、引き続き檻や罠等の対応に必要な備品を充実させるとともに、ドローンを活用した追い払い等の新たな対策も行います。

・交流施設等利用促進事業 10,300千円
大正池グリーンパークや井手町まちづくりセンター椿坂などの各交流施設と連携したイベントやPRなどの観光振興施策を実施します。

・特産品開発推進事業 2,700千円
「テオテラスいで」での販売やふるさと納税の記念品として活用するなど、町の新たな特産品を開発していくため、町の生産者をはじめとする多くの方のためのワークショップや特産品の試作会の開催を行います。

・まちづくり協働加工施設検討会議 332千円
「テオテラスいで」での販売やふるさと納税の記念品として活用するなど、町の新たな特産品を製造するための協働加工施設の整備に向けて検討を行います。

・片原山林道改良 34,000千円
大正池周辺の林道を舗装整備することで、森林整備の推進を図るとともに、地域一体の周遊性の向上を目指します。

・野外活動センター施設整備 3,900千円
都市近郊にありながらキャンプやBBQ等の自然を体験できるアクティビティを提供する施設として多くの方にご利用いただいている大正池グリーンパークについて、今後も多くの方に利用し続けていただけるよう、浄水施設の屋根や外壁の改修、管理棟の照明器具のLED化を行います。

4.あすを創造する教育や文化・スポーツをはぐくみ、子ども達がのびのび育つまちづくり
妊娠・出産から子育ての段階に応じたきめ細かな全国トップレベルの支援で、まちの未来を担う子どもを育てることに重点を置いた予算

・こども家庭センター運営費 22,468千円
全ての妊産婦・子育て世帯・こどもを対象に、母子保健機能と児童福祉機能が連携した一体的な相談支援を行うことで、虐待の予防的な対応から、妊娠・出産・子育て等に関する悩みに切れ目なく対応することを目的とした「こども家庭センター」を設立します。

・井手町独自の子育て支援施策 91,204千円
井手町では、「子育てするなら井手町で」と思っていただけるよう、国や府の制度だけでなく、町の独自施策により、妊娠、出産から子育て就業までの切れ目のない支援を実現しています。子ども一人あたりの成人までの支援総額は約233万円と、京都府内はもちろん、全国でも有数の手厚い支援を行っています。
(1)0歳から18歳までの通院・入院医療費無償化 26,600千円
(2)保育園・小中学校給食費完全無償化 42,182千円
(3)井手町出産応援給付金 4,000千円
(4)第2子目保育料無償化 4,400千円
(5)中学生通学カバン支給 528千円 他

・定住促進奨学金返還支援金 963千円
大学卒業後、井手町内に5年以上定住する見込みがあり、就業等をする見込みがある方の奨学金返還の一部を最大5年間支援します。支援の金額は1人当たり年間最大86千円で5年総額430千円となります。

・小中学校情報機器整備 41,919千円
GIGAスクール構想における1人1台端末を整備するため、令和2年度に整備したタブレット端末が耐用年数5年を経過することから、機器の更新を行います。

・泉ヶ丘中学校国際交流・海外派遣事業 5,580千円
中学生夢・未来支援事業として、平成25年度から泉ヶ丘中学校とオーストラリアの姉妹校との間で、生徒の派遣と受入を交互に行っているもの(令和2~4年度はコロナ禍により派遣と受入を中止)です。令和7年度は、井手町からオーストラリアに生徒10名を派遣する予定です。

・小中学校空調整備 58,300千円
井手小学校と多賀小学校、泉ヶ丘中学校では、子どもに快適な教育環境を提供するため、平成21年度までにすべての普通教室に空調を整備しています。これからも子どもに健やかな学びの場を提供できるよう、順次、計画的に空調設備の更新を行っていきます。

・小中学校大阪・関西万博体験支援事業 2,753千円
町の将来を担う子どもたちの国際意識の向上や社会課題に関心を持つ機会とするため、町立小中学校において校外学習として2025年大阪・関西万博への参加を予定しています。そこで、町として、各小中学校から万博会場までのバスの運行を委託するための経費を計上するものです。

・5歳児健康診査 321千円
5歳児(4歳半~5歳半)を対象に、集団検診を実施します。これにより、こどもの特性を早期に発見し、特性に合わせた適切な支援を行うとともに、生活習慣やその他育児に関する指導を行うことで、幼児の健康の保持及び増進を図ります。

・産後ケア事業 900千円
母子とその家族が健やかな育児ができるよう支援することを目的として実施してきた本事業について、従来、アウトリーチ型のみを実施していましたが、新たにショートステイ型やデイサービス型でも実施し、母子のニーズに合ったより手厚い支援を行います。

・給食センター施設整備 4,500千円
今後も継続的に施設を運営していくため、調理室の照明のLED化を行います。

・有王グラウンドトイレ等改修 5,500千円
施設利用者の衛生環境の改善と施設利用者の増加を目指し、有王グラウンドのトイレへの小便器の設置及び大便器の洋式化等を行います。