くらし 令和7年度の府内市町村統一の国民健康保険料を決定しました

◆大阪府では、府内のどこにお住まいでも、同じ所得、同じ世帯構成であれば、同じ年間保険料額になるよう、令和6年度から、保険料を統一しています。
◆市町村は、毎年度、府と市町村とが協議のうえ決定する保険料率に基づき、府民の皆さんの所得や世帯構成などに応じた年間保険料額を決定しています。

Q 大阪府ではどうして保険料を統一したの?
A
◇国保は、所得の低い方が多く、年齢構成や医療費が高いため、保険料負担が重い課題を抱えています。
◇さらなる高齢化により医療費の増加が見込まれるなか、市町村単位の国保の仕組みのままでは、将来の保険料に大きな格差が生じることが見込まれます。
◇そのため、被保険者間の受益と負担の公平性を確保し、安定した財政運営を図ることを目的として、市町村の合意のもと、令和6年度に全ての市町村で保険料を完全統一しました。

Q 保険料はどのように計算しているの?
A
◇保険料は、医療分(医療費に充てる分)、後期高齢者支援金分(後期高齢者の医療費に充てる分)、介護納付金分(介護費に充てる分)で構成されます。
〔40歳未満の人〕
・医療分
・後期分
〔40歳~64歳の人〕
・医療分
・介護分
・後期分
〔65歳~74歳の人〕
・医療分
・後期分
◇まず、医療費などから、国・府・市町村が負担する金額を差し引いて、年間保険料額の総額を算出し、府全体の所得や被保険者数などにより、保険料率を計算します。

《高齢化の進展などにより医療費が上昇すると、保険料も上昇します。》

◇次に、保険料率を用いて、世帯の前年度所得や被保険者数などに応じて保険料額を決定します。
詳細は府ホームページをご覧ください。

Q 令和7年度の保険料はどうなるの?
A
◇直近の医療費の伸びが鈍化していることなどにより、一人あたりの年間保険料額(※)は、令和6年度と比較して、2.13%(3,527円)のマイナスとなります。
◇ご自身の年間保険料額は、所得や世帯構成等に応じて決定されますので、詳しくは、お住まいの市町村へお問い合わせください。
※一人あたりの年間保険料額=年間保険料額の総額÷府全体の被保険者数
〔一人あたりの年間保険料額の比較〕

◆皆さんに安心して医療を受けていただけるよう、引き続き、保険料抑制に取り組んでいくとともに、医療費の適正化や安定的な財政運営の確保などに取り組みます。

お問い合わせ先:
▽ご自身の年間保険料額に関すること
・お住まいの市町村の国保担当窓口
【HP】『大阪府 保険者一覧』で検索

▽保険料率に関すること
問合せ:府国民健康保険課
【電話】06-6944-7128
【HP】『大阪府 統一保険料率』で検索

◎詳しくは府HPをご覧ください