健康 健康づくりNAVI

■こころの健康
~メンタルヘルスにおけるセルフケア~
現在では、「こころの病気」は、生涯に5人に1人がかかるといわれています。それだけ身近で誰もがかかりうる病気といえます。そして、厚生労働省の患者調査において「こころの病気」は年々増えています。多様な価値観や生き方があり、さまざまな環境で生活しているので、気分が落ち込んだり、ストレスを感じ、心の調子を崩してしまうこともあります。また、気温や気圧が変動しやすい時期に、心身のストレスが加わると、緊張が高まり呼吸が浅く速くなります。そうなると血圧は上がり筋肉を緊張させて、肩こり等を招きやすくなります。同時に心の緊張状態も続き、ストレスや不安が増えたり睡眠に問題が生じたりします。

メンタルヘルスにおけるセルフケアは、自分のストレスに気づき対処するための知識や方法を習得し、予防対処することです。日常生活の中で取り入れることのできるセルフケアとしては…
・毎日の生活習慣を整える
・ゆっくり深い呼吸をしてみる
・考え方の「くせ」に気づいて心のストレスを軽くしていく

◇「こころと体のセルフケア」も参考にしてみてください。
厚生労働省「こころもメンテしよう」
若者を支えるメンタルヘルスサイト

いつもの自分と違うことに早く気づき、セルフケアを実践することは、メンタルヘルス不調の予防に効果的です。しかし、不調が長く続いたり、いつもより苦痛が強い時は、「自分は大丈夫」と思ってひとりで抱え込まずに、身近な方や専門機関にご相談ください。

日本では、毎年9/10~16を「自殺予防週間」と定めています。
★精神疾患を分かりやすく表現するために「こころの病気」と記しています。

本紙3面「保健衛生」の「こころの悩みがある方・精神障がいがある方のための相談」もご覧ください。

問合せ:保健福祉課(地域保健活動)
【電話】06-6774-9968