子育て 児童虐待について知ろう~すべてのこどもが笑顔で暮らせる社会に~(1)

毎年11月は「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施します!
こどもへの虐待をなくす輪を広げていきましょう!
SDGs
3 すべての人に健康と福祉を
4 質の高い教育をみんなに
10 人や国の不平等をなくそう
16 平和と公正をすべての人に
安心してこどもを産み育てられるサポートをします

■児童虐待ってどんなこと?
・身体的虐待
殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせるなど
・性的虐待
こどもへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にするなど
・ネグレクト(育児放棄)
家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かないなど
・心理的虐待
言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、こどもの目の前で家族に対して暴力をふるう(面前DV)など

▽どうして起こるの?
虐待の背景は、多くの場合1つではありません。お金のこと、育児を手伝ってくれる人がいないこと、夫婦関係の不安、地域とのつながりが薄いことなど、いろいろなストレスが重なった時に起こりやすいと言われています。まじめに頑張っている保護者ほど、苦しくなってしまうこともあります。

虐待を防ぐためには、こどもが本来もっている大切な権利を知ることも必要です。
こどもの大切な権利 こども家庭庁ホームページより
(1)たたかれたりひどいことを言われない
(2)健康に育ち、安心して毎日を過ごせる
(3)保護者に育てられ、守られる
(4)自分の意見を言い、聞いてもらえる

■気付いたら、行動しよう!
▽まわりの皆さんへ
「もしかして…」でも、間違ってもかまいません。勇気を出して連絡いただくことが大切です。救われる命があります。少しでも虐待のサインを感じたら、どうか迷わず連絡してください。

こどものサイン
□こどもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声がする
□衣類や体がいつも汚れている
□不自然な傷や打撲のあとがある
□夜遅くまで1人で遊んでいるなど
保護者のサイン
□孤立して地域と関わりが少ない
□小さい子を家に残したまま外出している
□子育てに無関心、拒否的な態度があるなど

▽子育てのことで悩んでいる方へ
ひとりで抱えず、区役所3階の「子育て支援室」まで相談してください。保育士、保健師、社会福祉士、心理司など専門の職員があなたと一緒に考えます。子育てに頑張るあなたのお役に立ちたいです。
□イライラして、ときどきこどもにあたってしまう
□忙しくて、子育てがおろそかになっている気がする
□子育てに自信が持てない
□しつけのことで、どうしていいか分からないことがある
□こどもの悪いところばかり目についてしまう

▽こどものみなさんへ
もし今(いま)、つらい思(おも)いをしていたら…
あなたが、いろんなことで、つらい思(おも)いをしていたら、電話(でんわ)やLINE(らいん)で連絡(れんらく)してください。自分(じぶん)でするのが難(むずか)しい場合(ばあい)は、信頼(しんらい)で
きるおとなに言(い)って、連絡(れんらく)してもらってください。あなたの気持(きも)ちやお話(はなし)をしっかり聞(き)いて、あなたが安心(あんしん)して暮(く)らせるように一緒(いっしょ)に考(かんが)えます。

■電話相談 無料
《全国共通》児童相談所 虐待対応ダイヤル
【電話】189(いちはやく)

《大阪市》児童虐待ホットライン
【電話】0120-01-7285(フリーダイヤル まずは一報 なにわっこ)

LINE相談 無料
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問合せ:区役所 保健福祉課(子育て支援)
【電話】6647-9895