子育て 歌島中学校 職場体験学習レポート

■副区長のお仕事について
中学生の職場体験学習は、未来を担う子どもたちが、様々な職業について学ぶことを通じて、将来の夢や希望を持てるよう、キャリア教育(生きるために必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、自分らしい生き方を実現していくことを促す教育)の一環として取り組んでいます。
西淀川区役所を体験先として2月に訪れた歌島中学校2年生のメンバー5名に、区民の方に「あまり知られていない(?)」副区長のお仕事について質問を考えて取材いただき、記事に仕立ててもらいました。

(キャプション)
楯川(たてかわ)副区長へのインタビュー
インタビュー記事を編集する様子(※本紙参照)

Q:副区長ってどんな仕事をしているのですか?
区長の補佐を行いながら、区役所すべての業務管理をして、課題が生じれば担当課と一緒に解決策を考えたり、区民の方や団体への説明や交渉をしたりしています。児童や高齢者、障がい者への福祉や、健康に関わる事務を担当する区保健福祉センター所長でもあり、関係する会議やイベントに出席する役割もあります。

Q:市職員として採用後、一番大変で印象に残っていることは?
児童数の減少で閉校した学校跡地に、「プレーパーク」という、こども中心のこどものための遊び場を作るという事業を、課長となり任された時です。当時の私は、初めての区役所勤務で、地域に馴染みがなく、整理しないといけないことが山積みでした。しかし、課題解決の方法を探り、住民の方との対話や現場での実践を重ねるうちに、理解や協力を得ることができ、事業を軌道に乗せることができました。「あきらめなければ何とかなる」という気持ちが役に立ちました。

Q:西淀川区の解決すべき課題の中で、特に早く解決したいことは?
災害が起きた時に区民の皆さんの安全を確保していくこと、被災した場合でも安心して過ごせるよう準備していくことが一番の課題であり、早く解決したいことです。地域の方々や連携協定を結んだ民間企業などの力も借りながら対策を進めたいと考えています。愛着を持って住まわれている区民の皆さんが何か起きても安心だと思ってもらえるような、西淀川区に住み続けたいと思ってもらえるようなまちにしていくよう努めます。

歌島中学校の職場体験学習の詳細はこちら QRコード
その他のインタビューの内容はこちら QRコード(※本紙参照)

問合せ:政策共創課 5階52番
【電話】06-6478-9683