- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府大阪市阿倍野区
- 広報紙名 : 広報あべの 令和7年4月号
「阿倍野区将来ビジョン」(※)をふまえて、令和7年度阿倍野区運営方針を策定し、主な取組を事業計画書にまとめました。区政会議・教育会議でいただいたご意見を反映し、取組を進めてまいります。
詳しくはこちら (二次元コードは本紙を参照してください。)
■阿倍野区将来ビジョンとは
阿倍野区政を推進していくうえで、めざすべき将来像、その実現に向けた施策展開の方向性を区民のみなさまに明らかにし、共有するものです。
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めざすべき将来像:「誰もが住みたい、住み続けたいまち『あべの』」の実現
計画期間:令和7年度から令和10年度の概ね4年間とし、施策展開の方向性を示しています。
区将来ビジョン:令和7年度から令和10年度
区運営方針:令和7年度 令和8年度 令和9年度 令和10年度
◆阿倍野区将来ビジョンの概要(3本柱)
◇人がつながり、安全・安心とにぎわいを未来につなぐまち『つながる・備える』
SDGs11 住み続けられるまちづくりを
SDGs17 パートナーシップで目標を達成しよう
◇子ども・若者たちがのびやかに成長できるまち『育む・学ぶ』
SDGs1 貧困をなくそう
SDGs4 質の高い教育をみんなに
SDGs10 人や国の不平等をなくそう
SDGs16 平和と公正をすべての人に
SDGs17 パートナーシップで目標を達成しよう
◇誰もが自分らしく幸せに暮らし続けられるまち『暮らす・支えあう』
SDGs3 すべての人に健康と福祉を
SDGs17 パートナーシップで目標を達成しよう
◆施策を推進するために(より便利な区役所づくり)
『つながる・備える』、『育む・学ぶ』、『暮らす・支えあう』を推進するために5つの取組で支えていきます。
・区民ニーズの的確な把握
・区政情報の効果的な発信
・DXの推進
・官民連携の一層の強化
・SDGsの推進
■令和7年度事業計画(主な取組)
◆人がつながり、安全・安心とにぎわいを未来につなぐまち〔6,457万円〕
◇つながりのあるまちづくり
身近な地域のつながりを感じることができるよう地域活動協議会の活動支援、町会加入促進を進めます。
また、コミュニティづくりの形成を目的に全区民を対象に、地域活動団体等と協働し、誰もが楽しめる交流の場を提供するとともに、区内外から人が集うまちづくりを進めます。
◇災害に強いまちづくり
自助・共助などを通じた防災・減災の仕組みづくりとして、区民一人ひとりが家庭内備蓄など日ごろの備えに加え、地域特性に応じた地域の自主的な防災の取組が実施できるよう支援するとともに、若年者層への防災意識向上に向けた取組を着実に実施します。
また、SNSの活用など新たな情報伝達手段の拡充を図り、災害に強いまちづくりを推進します。
◇犯罪や交通事故を防ぐまちづくり
事件・事故の被害にあわない、あわせないための意識向上に向け、地域や警察など関係機関と連携し、出前講座の実施や各種広報媒体を使った啓発など、区民の安全を守る取組を進めるとともに、時節、対象に応じた啓発を行います。
◇魅力あふれるまちづくり
区内外から人が集い、にぎわいあふれるまちづくりを進めるため、区内にある都市景観資源などを「あべのdakara(宝)」※として積極的にアピールするなど、誰もが自慢したくなる魅力情報の発信に努めるとともに、区内全域の回遊性を高めます。
さらに、地域団体や企業などが主催するイベントなどを支援し、地域と共にまちのにぎわいづくりに取り組みます。
※景観資源や商店街などの魅力資源、魅力あるお店や商品、区内外に誇れる企業などを、あべののお宝という意味を込めた「あべのdakara(宝)」と命名
◆子ども・若者たちがのびやかに成長できるまち〔4,625万円〕
◇全ての子どもたちが幸せに成長できる、子育てしやすい環境づくり
引き続き、多様化する子育て世代のニーズに対応した各種事業を継続して実施します。また、児童虐待や不登校など悩みを抱える保護者や子どもたちに対し、専門技術や知識を有する職員を配置して相談体制を充実するとともに、教育と福祉との連携など、関係機関と連携しながら効果的な支援に努めます。
◇時代の変化に対応した学校教育の推進
小中学校が教育委員会と共に実施する取組に加え、市内では高い水準にある学力のさらなる向上や過去と比較して低下している体力の向上を支援するとともに、一段とグローバル化が進むと見込まれる将来を見据えた英語教育支援や、文化芸術に関する教育活動、民間企業・大学などと連携した教育活動など、さまざまな体験ができる教育環境をととのえ、子どもたちが自己肯定感を高めながらステップアップしていけるよう支援します。
◆誰もが自分らしく幸せに暮らし続けられるまち〔3,551万円〕
◇みんなで支えあう地域づくりと相談支援体制づくり
「気にかける・つながる・支えあう地域づくり」、「誰でも、いつでも、なんでも言える相談支援体制づくり」を基本目標に、引き続き地域にかかわるすべての人や団体等が、誰もが幸せに暮らせるまちをめざして連携・協働して、環境の変化に応じた地域福祉活動に取り組むとともに、地域の包括的な相談支援体制の充実に努めます。
複合的な課題を有する人や世帯に的確に対応するため、関係する事業者や支援者同士の連携を強化するとともに、総合的な支援調整の場(つながる場)や支援会議の仕組みなどを活用し、適切な支援につなげていきます。
※地域福祉についての取組の方向性を取りまとめた「阿倍野区地域福祉計画(令和3から6年度)」の見直しを行い、令和7年度より新たな計画に基づき取組を進めます。
◇地域ぐるみで、誰もが元気に暮らせる健康づくり
引き続き、誰もがすこやかで心豊かに暮らすことができるよう、区民一人ひとりの健康意識を高め、主体的に健康づくりに取り組めるよう支援し、健康寿命の延伸に努めます。
また、健康づくりイベントの参加者拡大に向けたより効果的な情報発信を行うとともに、イベントの担い手に対する意識の啓発と知識の向上に努めます。
問合せ先;総務課(区政企画)2階21番
【電話】6622-9683【FAX】6621-1412
■阿倍野区地域福祉計画(令和7年度から令和9年度)を策定しました
「阿倍野区将来ビジョン」がめざす「誰もが住みたい、住み続けたいまち『あべの』」のうち「誰もが自分らしく幸せに暮らし続けられるまち」をめざす取組の方向性を具体的に示すものとして、令和3年3月に改訂した「阿倍野区地域福祉計画」を令和7年3月に改訂しました。
行政・地域・関係機関・団体など、多様な主体と連携して、誰もが幸せに暮らせるまちをめざして取り組んでまいります。
詳しくはこちら (二次元コードは本紙を参照してください。)
問合せ先:区役所(福祉)1階2番
【電話】6622-9857【FAX】6629-1349