くらし 多加志のこころざし

◆4年間ありがとうございました
淀川区長としての務めも残すところ1月となり今月は後任区長へ引継ぎが予定されています。
あくまでも私の認識ですが、淀川区は洗練された都会の側面も持ちながら、古き良き人情や人の温かさかが残るまちだと思っています。一方、生活利便施設が充実し、通勤通学に便利なまちであるにもかかわらず、市内中心部より地価が抑えられていることから新しく淀川区に流入する人口が増加、ついに昨年4月には大阪市24区で1番人口の多い行政区へと成長しました。
淀川区役所では、このようなまちの特性や変化を考えながら、(1)淀川区版ネウボラ(妊娠期からの切れ目のない子育て支援)の構築、(2)防災・減災対策として高齢者や障がい者の避難を支援する仕組みづくり、(3)企業やNPO法人との包括連携協定締結による地域力の向上、(4)夢ちゃんワンチーム(区内相談支援機関等の連携強化)など生活困窮者をアウトリーチの手法で支援する仕組みの構築、(5)淀川区を訪れる交流人口を増加させるための賑わいと魅力あるまちづくりの推進、(6)急増する不登校児童・生徒への対応、(7)DXをはじめとする区役所窓口サービスの向上などに取り組んできました。
この4年間を振り返れば、私が淀川区で進めたいと考えていた施策は概ね実施できたものと考えています。
改めて淀川区役所職員をはじめ、淀川区にかかわるすべての皆様に対し、心からお礼申しあげます。今後とも淀川区の発展にご理解、ご協力をお願いします。

岡本区長「4年間ありがとうございました」

淀川区長 岡本多加志(おかもとたかし)