くらし 【特集】災害時の逃げ遅れを防ぐ! 個別避難計画の作成にご協力を!!(2)

◆個別避難計画FAQ
Q:個別避難計画は必ず提出しないといけないの?
A:個別避難計画に記載された情報を関係者などが共有することに同意しない場合は提出を求めません。ただし、個別避難計画は避難を支援する方(避難支援等実施者)のほか、関係者等と情報を共有することで、より効果を発揮することから、個別避難計画を提出することに同意のうえ、提出いただきたいと考えています。

Q:避難支援等実施者はどんなことをするの?
A:避難支援等実施者とは、災害発生時に要援護者の安否確認・情報伝達・避難のお手伝いなどの支援に携わっていただく方です。ご自身の身の安全を確保したうえで、可能な範囲での支援をお願いします。

Q:避難支援等実施者はどのようにきめればいい?
A:要援護者と日ごろから親しくしている方がおられる場合は、避難支援等実施者になりうる方としてお考え下さい。避難支援等実施者はできるだけ早く駆け付けられるように、お近くにお住まいの家族や隣近所の顔見知りの方や町会の同じ班の方などが望まれます。

Q:避難場所はどのように決めればいいの?
A:避難場所は、小学校や中学校などの災害時避難所、水害時避難ビルなどがあります。防災マップなどを参考に災害の種類や地域の条件を考えて、命の安全が確保できる場所を想定してください。また、自宅で過ごせる場合は在宅避難(水害が想定される場合はマンションの3階以上など)、自宅で過ごせない場合は安全な、友人・親せき宅への分散避難も選択となります。

◆個別避難計画作成の取組(一例)
1 地域へ要援護者名簿の提供
2 地域が要援護者名簿をもとに、日ごろの見守り活動による訪問や安否確認
3 訪問時、個別避難計画の項目について要援護者本人に聞き取りしながら作成
4 完成した個別避難計画を地域で保管及び写しを区役所へ提供
※要援護者名簿とは…大阪市で把握している区内要援護者のうち、町会等への個人情報の提供について本人同意が得られた約4,000人が掲載された名簿のことです。

◆防災情報の入手はこちらから
大阪市防災アプリ
市民防災マニュアル
淀川区水害ハザードマップ
淀川区防災マップ
※本紙2次元コード参照