- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府池田市
- 広報紙名 : 広報いけだ 2024年11月号
池田市長 瀧澤 智子
今年の9月は体温を超える気温の日が続く記録的な暑さとなりました。そんな中、職員との会話で「気温も気候も真夏のままなのに、スーパーに秋の味覚が並ぶから不思議」という話になりました。異常気象といわれる現在、生産者の皆さんや自然の恵みに感謝をしたいと思います。
先日、今年度に二十歳という節目を迎える皆さんと「市長と若者の対談」を行いました。各地域からご参加いただいた15名の方に、事前に市について思うことを4つのテーマにまとめ話し合うワークショップを行っていただき、その結果をもとに対談をしました。「効果的なまちのPRのしかた」では、ゆかりのある人物の紹介、ウォンバットやSNSの活用、イベントの開催などの意見が出ました。「池田に残りたいと思う教育」では、市の歴史や特徴を調べる学習や企業との連携などがありました。「若者のまちづくり、居場所づくり」では、公園やお店の整備に加え、若者がやりたいことをバックアップする仕組みづくりというアイデアが出ました。「持続可能な地域活動・祭り」では、イベントカレンダーの共有やSNSの発信が挙げられました。
「市長と若者の対談」には田渕教育長や池田市青少年指導員の皆さまにもご参加いただき、準備・運営にご協力いただきました。教育長からは、企業の皆さまに展開いただいている出前授業の様子や子どもたちが取り組む地域学習への想いについてお話しいただきました。青少年指導員協議会会長の山田さんからは、市外の方を呼び込む工夫や気持ちよくまち歩きができるようなPRについて、ご発言をいただきました。
本市には地域で活動してくださっている方が多数おられます。今回参加された若者の皆さんの中にも、さまざまな形で地域とつながり、担い手として連携しながら、まちの発展に寄与いただいているお話も伺うことができ、大変実りある交流になりました。対談に参加された皆さんは、新春に開催する「二十歳の集い」の実行委員として活躍してくださる予定です。輝かしい新年、二十歳を迎える皆さんの晴れ姿を楽しみにしています!