- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府池田市
- 広報紙名 : 広報いけだ 2025年4月号
■主要施策3
◆いきいきと暮らし続けられるまちづくり
◇人権と多様性を尊重するまちづくり
・思春期の子どもが、早い段階からフェムケアの理解を深め、性について学び、自身の健康やライフプランについて考える機会となるような啓発冊子を作成します。
・女性が自分の思いを形にし、一歩を踏み出すことを応援するための人材育成プログラムや、男性の仕事と家庭の両立を支援する事業の実施に加え、外国人市民と地域の市民が互いに安心して生活できるよう、多言語相談や日本語教室を実施します。
・社会福祉協議会に「ひきこもり相談窓口」を設置し、ひきこもり状態にある方々の支援体制を構築します。また、本市に「福祉生活相談窓口」を設置し、生活の困り事をはじめとする福祉に関する幅広い相談に対応します。
◇高齢福祉の充実
・旧敬老会館とその周辺施設を集約し、高齢者の生きがいづくりの支援に加え、多世代が交流を図れる新施設の建設工事を実施します。
・地域包括ケアシステムについて、住み慣れた地域のつながりの中で自分らしく暮らし続けることができるように支援体制の充実に努めます。
・高齢者の介護予防を保健事業と一体的に実施し、イベントを通じた健康に関する意識の向上や、学びの場の提供を通じた高齢者の社会参加の促進に取り組みます。
◇障がい福祉の充実
それぞれの障がいに適した福祉サービスなどの提供体制の充実に努め、就労の場の確保や関係機関と連携したサポート体制の確立を図り、ニーズに応じた就労支援を行います。
◇保健・医療の充実
・国民健康保険事業について、生活習慣病の発症・重症化予防により、被保険者の健康づくりへの支援を図るとともに、特定健康診査と特定保健指導の実施率の向上をめざします。
・後期高齢者医療保険事業について、健康計測会や健康教育・健康相談、生活習慣病の重症化予防事業の実施などにより健康寿命の延伸や医療費適正化に取り組みます。
・BCG接種について、集団接種に加えて個別接種を実施するとともに、新たに定期接種の対象となった帯状疱疹(ほうしん)は、接種を希望する方が安心して接種できる体制の構築を図ります。
■主要施策4
◆快適さを実感できる安全・安心なまちづくり
◇『危機への備え』の充実
・災害用トイレなど衛生用品をはじめとする備蓄を計画的に行います。また、自主防災組織に対する資機材の購入補助を実施するとともに、防災士資格取得への一部補助を行います。
・ICTを活用した登下校見守りシステムのさらなる活用と充実を図り、市域全体で子どもの登下校を見守ることができる環境の構築を図ります。また、高齢者を対象に特殊詐欺対策に有効な電話録音機の設置を進めます。
◇快適な住宅・住環境づくり
・市営秦野住宅について、住宅ニーズを踏まえた建て替えの検討を進めます。
・空き家の実態調査や所有者に対する適正管理を促進するための指導を行います。
・公園・緑地の利活用について、施設の再整備を進め、老朽化対策に取り組みます。
・五月山緑地について、官民連携によりカフェ・レストランを誘致し、7年度中の開業をめざして整備を進めます。
・五月山動物園について、オーストラリアから新たにウォンバットを受け入れるとともに、リニューアルに向けた整備を進めます。
・五月山霊園合葬式墓地は、7年度中に募集を開始します。
◇道路・公共交通の充実
・劣化が進む道路の補修や再整備を行うとともに、狭あい道路の解消に向けて取り組むほか、道路ストックの調査と点検を行い、効率的な補修を実施することで安全・安心な道路交通網の整備を進めます。
・市民の移動を支えている既存の交通ネットワークを将来にわたり維持・確保するため、公共交通の利用促進や人材確保などの支援に取り組みます。
・自転車用ヘルメットの購入に要する費用の一部補助を実施し、安全意識の向上と事故時の被害軽減を図ります。
◇上下水道の充実
・水道管や下水管路、既存施設の更新と耐震化に取り組み、危機管理体制の充実を図ります。
・AIによる水道管路の劣化診断を行い、結果を漏水調査に活用するほか、豊中市との水質検査機器の共同使用により、機器更新費用の削減を図ります。
問合せ:政策企画課
【電話】754・6213