くらし 考えよう・人権

人間が人間らしく生きるために、すべての人が等しく持っている権利、「人権」について考えるコラムです。

■5月号から市内の幼児や児童生徒の人権作品を紹介します
差別やいじめ、性的マイノリティの権利、紛争など、人権に関するさまざまな問題について、普段テレビやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などで見聞きしていませんか?
市では、一人ひとりの人権が尊重されるまちづくりを進めるため、毎月広報紙に人権に関するコラムを掲載しているほか、”人権問題を考える市民のつどい“の開催や憲法週間、人権週間における街頭啓発やパネル展の実施など、さまざまな取り組みを行っています。
小中学校では、一人ひとりの尊厳が尊重され、差別やいじめのない社会を実現するため、人権に関する授業などを通じて、児童生徒が豊かな人権感覚をはぐくみ、人権意識を尊重した行動ができるよう、さまざまな人権教育を行っています。その取り組みの一環として、「人権啓発冊子『じんけん』」の編集制作を行っています。
「人権啓発冊子『じんけん』」は、幼児や児童生徒が作成した人権に関する作文や習字、絵画などの作品を冊子にまとめ、各学校園所において活用することにより、幼児や児童生徒の人権感覚の向上を図ることを目的に、毎年度1回発行しており、今年度で第51集を迎えます。
「人権啓発冊子『じんけん』」には、授業で学んだことをはじめ、校内行事などでの気づき、何気ない日常での視点、日常において感じていることなど、幼児や児童生徒の多様な感性があふれた作品を掲載しています。
今年度の広報紙「考えよう・人権」のコーナー(奇数月)では、「人権啓発冊子『じんけん』」への掲載に向けて提出された幼児や児童生徒の作品を紹介します。同じまちで暮らす子どもたちの思いや考えを知ることを通して、改めて「人権」について考えるとともに、一人ひとりがかけがえのない存在として尊重され、お互いを認め合い、すべての人の人権が守られる社会の実現をめざした環境づくりを進めていきましょう。