- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府泉大津市
- 広報紙名 : 広報いずみおおつ 令和7年5月号
1.令和7年度当初予算の概要
令和7年度当初予算の概要をお知らせします。
一般会計、特別会計、企業会計の全会計における総額は688億9,851万円です。そのうち一般会計は378億2,587万円、特別会計は165億2,491万円、企業会計は145億4,773万円です。
・財政用語については、こちらをご確認ください(二次元コードは本紙をご覧ください)
※表示単位未満を四捨五入している関係で計が一致しないことがあります。
2.一般会計 歳入の概要
歳入は、市税や使用料・手数料など地方自治体の権限で収入できる財源「自主財源」と、地方交付税や国府支出金など国や府の意思決定に基づき交付される財源「依存財源」に分けることができます。
▽自主財源
自主財源は、前年度と比較して6.5%増の170億2,221万円、歳入全体の45.0%と見込みました。
このうち、自主財源の柱である市税は、120億3,127万円と見込みました。
また、税外収入(※)は、ふるさと応援寄附金など49億9,094万円と見込みました。
※税外収入…諸収入、使用料及び手数料、繰越金、分担金及び負担金、財産収入、繰入金、寄附金
▽依存財源
依存財源は、前年度と比較して7.0%減の208億366万円と見込みました。
主な要因は、市債や地方特例交付金などを減額したことによるものです。
地方消費税交付金については18億円と見込み、このうち10億2,500万円は社会保障財源交付金として、障がい福祉事業などの社会保障関連経費に充てられます。
3.一般会計 歳出の概要
歳出は、経費の経済的な性質に着目した「性質別」と行政目的に着目した「目的別」に分類することができます。性質別分類では令和7年度予算総額とその概要を、目的別分類では市民1人あたりに置き換えてお知らせします。
◆性質別内訳
▽義務的経費
前年度と比較して8.2%増の199億1,069万円、歳出全体の52.6%としました。扶助費は、生活保護費のほか、高齢者、児童、障がい者などに対する社会保障関係費として118億5,417万円、人件費は56億4,609万円と見込みました。
なお、市債の返済に係る公債費については0.6%増の24億1,043万円と見込んでいます。
▽投資的経費
投資的経費は、前年度と比較して58.6%減の26億6,139万円、歳出全体の7.0%としました。主な要因は小中学校の整備費が減少したことによるものです。
▽その他の経費
前年度と比較して12.7%増の152億5,379万円、歳出全体の40.4%としました。主な要因は情報環境整備事業や定額減税事業が増額したことです。
◆目的別内訳
▽市民1人あたりの歳出額(目的別経費)
市民1人あたりに置き換えると…(令和7年1月1日現在 住民登録人口7万2,724人で計算)
4.一般会計の市債と基金残高見込み(令和7年2月現在)
市債残高:302億1,439万円
基金残高:74億2,483万円
問合せ:財政課