健康 ヘルスケア 健康医療先進都市たかつき(1)

■たばこの受動喫煙させないで
たばこの煙は、喫煙者だけでなく、家族や周囲の人の健康を害する危険があります。喫煙する人はたばこを吸わない人に受動喫煙させないように気を配りましょう。
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◆受動喫煙がさまざまな疾病のリスクに
自分以外の人の喫煙により、たばこから発生した煙にさらされることを受動喫煙と言います。
たばこの煙には、ニコチンや一酸化炭素などの有害物質が多く含まれ、そのうち発がん性のある化学物質は約70種類にも及びます。また、たばこの燃焼部分から立ち上る副流煙には、喫煙者がたばこのフィルターを通して吸い込む主流煙に比べて、数倍もの有害物質が含まれます。
受動喫煙により、たばこを吸わない人が望まずしてさまざまな疾病のリスク(下図)にさらされることになります。

▽受動喫煙の影響例
大人
・脳卒中
・鼻腔・副鼻腔がん
・肺がん、COPD(慢性閉塞性肺疾患)
・虚血性心疾患

妊婦
・低出生体重・胎児発育遅延
・早産
・乳幼児突然死症候群(SIDS)

子ども
・中耳炎
・虫歯
・せき・たん・ぜいめい・息切れ・ぜん息・呼吸機能低下

◆喫煙するときは受動喫煙対策を
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喫煙する人は、健康増進法などで喫煙が禁止されていない居住空間や屋外で喫煙をする際も、受動喫煙をさせないよう周囲に配慮する義務があります。

▽配慮の例
・できるだけ周囲に人がいない場所で喫煙する
・子どもや患者など特に配慮が必要な人が集まる場所での喫煙を控える

▽加熱式たばこも注意して
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加熱式たばこで発生する霧状の粒子(エアロゾル)にも、有害な化学物質が含まれることから、紙巻きたばこと同じように配慮が必要です。加熱式たばこも禁煙場所での使用は禁止されています。
・有害物質が含まれる
・禁煙場所では使用禁止

●屋内は原則禁煙
健康増進法などにより、多数の人が利用する施設、車両において、原則屋内禁煙となりました。
違反者には罰則が適用されることがあります

◆最も有効な方法は禁煙
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禁煙することで、喫煙する人はもちろん、周囲の人の健康を守ることになります。
自分の意志だけでやめられない場合は、治療や補助薬を利用することで、自力より3、4倍、禁煙に成功しやすいことが分かっています。

問合せ:健康医療政策課
【電話】661-9330

■ギャンブルに悩む人 まずはご相談ください
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ギャンブル等依存症とは、ギャンブルなどにのめり込むことで生活に支障が生じている状態のことで、誰もがなる可能性があります。本人一人の力では難しくても、助けを借りながらやめ続けることで、ギャンブルに頼らない生き方ができます。本人や家族だけで抱え込まず、まずはご相談ください。

問合せ:保健予防課
【電話】661-9332

◆相談窓口
○市こころの健康相談
【電話】661-9332 平日8:45~17:15

○府こころの健康総合センター
【電話】06-6691-2818 ※面談は要予約
平日9:00~17:45、第2・4土曜9:00~17:30

○大阪依存症ほっとライン
LINEアプリで「友だち」登録が必要
水・土・日曜17:30~22:30(受け付けは22:00まで)

○大阪いちょうの会 ※債務整理(依存症の人)
【電話】06-6361-0546 火・木曜17:00~18:30

※民間の自助グループに相談できます。本人向けはGA(ギャンブラーズアノニマス)、家族・友人向けは高槻GAM-ANON(ギャマノン)があります。詳細はそれぞれのホームページを確認してください
※おおさか依存症ポータルサイトから、依存症に関する府内の相談機関などの情報を調べることができます