- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府貝塚市
- 広報紙名 : 広報かいづか 令和7年9月号
人生会議は、ACP(Advance Care Planning)の愛称ですが、ご存じですか?いのちの最期を思うとき、「自分はどうしたいか?」「そうするには、どうすればいいか?」を話し合い、人に伝えることです。
人生の終末期をより良いものにするために自分が大切にしていること・望む医療・ケアについて、信頼できる人と会議して共有しましょう。それは、年齢や健康であるかどうかに関わらず、いつでもいいんです。もし、癌の告知を受けたり、認知症状を感じた時、「今後、どのような治療を希望するか、どのような薬を選択するか?」をかかりつけ医師やかかりつけ薬剤師を交えて人生会議してください。
思いは変化しますが、そのたびに変更していいんです。環境や体調変化により、くり返し話し合いを行うプロセスでもあります。エンディングノートなどに書き留める、また身近な人に伝えましょう。人生会議をしておくことで、もし病気や事故で意思表示できなくなったときでも、家族などが治療方針を決めやすくなり、家族などの肉体的・精神的な負担の軽減にもつながるでしょう。また、家族や医療・介護関係者とのコミュニケーションの向上にも期待できます。
さあ、「人生会議」してみましょう。
問合せ先:貝塚市薬剤師会
【電話】072-433-2222