- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府枚方市
- 広報紙名 : 広報ひらかた 令和7年8月号 No.1344
■令和6年度決算 速報値
□実質収支は19億円の黒字
令和6年度一般会計の決算見込みがまとまりました。歳入では、地方交付税や地方特例交付金が増加し、市税や国庫支出金が減少しました。歳出では、人件費や扶助費などの義務的経費が増加し、投資的経費が減少しました。自治体の決算を表す実質収支は19億円の黒字で、単年度収支では4億円の赤字となりました。
□市債残高は20億円の減少
市債とは、多額の経費が必要な建設事業の単年度の負担を軽減し、計画的な財政運営を行うために国や銀行などから借りるお金のことです。このほか、地方交付税の不足分を補うための臨時財政対策債という借入金があります。
令和6年度末の市債現在高は、臨時財政対策債が大幅な減額となったため、前年度に比べて20億円の減少となりました。また、令和6年度末の基金現在高は1億円の増加となりました。
▽一般会計決算の状況
※単年度収支は前年度実質収支との差額となります。
※決算の詳細は広報ひらかた10月号でお知らせします。
問合せ:財政課
【電話】841・1311【FAX】841・3039
■夏休み中の昼食に困っている小中学生に協力店で無料提供
□クジラ育英会「夏休み子ども応援ごはんプロジェクト」モデル実施
市は6月23日、公益財団法人クジラ育英会、市商業連盟と「夏休み子ども応援ごはんプロジェクトのモデル実施に関する協定」を締結。学校給食のない夏休み期間中に、経済的な事情や保護者の傷病などで昼食を食べられない小中学生を対象に市内の協力飲食店で昼食を無料提供するプロジェクトのモデル実施に協力しています。「こどもおうえん ごはんのおみせ」と書かれたのぼり(本紙参照)を掲げた協力飲食店に設置の食事カードに氏名・学校名・学年などを記入すれば利用できます。今回のモデル実施で資金提供する同育英会の砂田直成代表理事は「給食のない夏休みに十分な昼食が取れない小中学生に地域の飲食店でお昼ごはんをお腹いっぱい食べてもらうことで、子どもたちの健康を地域で守る仕組みができれば」と話しています。
期間など:8月25日(月)まで実施中。対象は経済的な事情などで昼食を食べられない市内在住または市内在学の小中学生。期間中、何度でも利用可。事前申し込み不要。直接店舗へ。協力飲食店の店舗名や実施時間などの詳細は市ホームページ(本紙コード)参照。
□協力飲食店も引き続き募集中
市商業連盟では、8月25日(月)までの期間中、同事業の協力飲食店を引き続き募集しています。同連盟ホームページ(本紙コード)参照。同連盟に加盟していない飲食店も申し込み可。
問合せ:子ども青少年政策課
【電話】841・1375【FAX】843・2244
■6月定例月議会
□一般会計補正予算、決議、人事案件など可決
令和7年6月定例月議会は6月27日に終了しました(16議案を可決)。27日の本会議では、物価高騰対策消費拡大支援事業費を含む一般会計補正予算が可決され、「国際社会における武力紛争の平和的解決を求める決議」に加え、「地方消費者行政に対する恒久的な財源確保等を求める意見書」など5件の意見書が可決されました。人事案件では、人権擁護委員候補者の推薦について寺嶋明孝氏が適任とされました。
問合せ:市議会事務局議事調査課
【電話】841・1528【FAX】841・0240