- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府寝屋川市
- 広報紙名 : 広報ねやがわ 令和7年8月号
■うるうる
・カメにのった捨て犬・未来!
[小学校低・中学年にオススメ]
今西乃子著 浜田一男写真
かけひさとこ絵
岩崎書店
犬の視点から「命の時間」を考える点が新鮮。かわいらしい動物の写真もたくさん載っています。
・君の膵臓をたべたい
住野よる著
双葉社
余命わずかな少女と、彼女に出会った“僕”との交流を描く、切なくも美しい命と青春の物語。涙なしには読めない感動作。
・ぼくんちのねこのはなし
[小学校低・中学年にオススメ]
いとうみく作 祖敷大輔絵
くもん出版
愛する飼い猫との別れ…つらさから目をそらさず最後まで寄り添う感動エッセイ。
・ルドルフとイッパイアッテナ
[小学校低・中学年にオススメ]
斉藤洋作 杉浦範茂絵
講談社
「キョウヨウは大事」と、ボス猫のイッパイアッテナはルドルフに文字を教えてくれた。2匹の友情が美しい。
・幸福の王子
[小学校低・中学年にオススメ]
O.ワイルド作 森山京文 石井睦美文
広瀬弦絵
ポプラ社
幸せってなに?本当に大事なものってなに?切なくも美しい物語に、あなたの価値観が揺さぶられるかも。
・こゝろ
夏目漱石著
KADOKAWA/角川文庫
先生とわたしの不思議な関係を描いた話。先生の秘密が少しずつ明かされ、人の心の深さや寂しさが伝わってきます。静かな文章の中に、大切な気持ちが詰まっています。
・ごんぎつね
[小学校低・中学年にオススメ]
新美南吉作 小沢良吉絵
岩崎書店
「ごん、お前だったのか」驚きのラストにあなたは何を思うか。いたずらと償いのすれ違いが生んだ、あまりにも悲しい結末に胸を打たれる。
・(新版)アルジャーノンに花束を
ダニエル・キイス著 小尾芙佐訳
早川書房
知を求めさまよう青年が知る、本当の愛とは?知性を手に入れた彼に待ち受けるものとは?涙なしでは読めない傑作。
・ひみつの犬
岩瀬成子作
岩崎書店
大人たちとの間でいろいろな問題にぶつかる子どもたち。
正解ってひとつじゃない。決めつけないところが気持ちよく読める。
・びりっかすの神さま
[小学校低・中学年にオススメ]
岡田淳作
偕成社
えっ?がんばる方向そっち!?でもそこから見えるものもある。本当に大事なことを見つけにいこう。
・(新版)ガラスのうさぎ
高木敏子作
武部本一郎画
早乙女勝元解説
金の星社
平和な日常が、一瞬にして壊される恐ろしさ。
私たちはこの物語から何を学び、次世代に何を伝えていけるだろうか。人ごとじゃない。今だからこそ読んでほしい。
・Wonder ワンダー
R・J・パラシオ作 中井はるの訳
ほるぷ出版
顔に生まれつきの病気がある少年が学校に通い始め、いろいろな人と出会いながら成長していく話。見た目ではなく、心のやさしさや強さが大切だと感じられる一冊です。
・夏の庭 The Friends
湯本香樹実作 徳間書店
ひと夏の出会いがいつのまにか人生の宝物に…大切なものって日常に隠れている。
・(新編)銀河鉄道の夜
宮沢賢治著
新潮文庫
貧しく孤独なジョバンニが銀河鉄道に乗って、友だちのカムパネルラと星の世界を旅する不思議なお話です。きれいで夢のような世界の中で、「ほんとうのしあわせって何だろう?」と考えさせられます。
・西の魔女が死んだ
梨木香歩著
新潮文庫
自然豊かな田舎で魔女の祖母と過ごす少女の心の成長と癒しを描いた、優しく深い感動の物語。
・カラフル
森絵都著
文藝春秋
もし、もう一度人生をやり直せるなら、あなたは何を選びますか?最初はモノクロだった世界が、だんだんカラフルに見えてくる。自分だけの色を見つけられる、心温まる物語です。
・走れメロス
太宰治著
KADOKAWA/角川文庫
友情と信頼の尊さを力強く描いた名作。信じる心と人間の誠実さが胸を打つ感動の物語。
・老人と海
ヘミングウェイ著 高見浩訳
新潮文庫
おじいさんのサンチャゴが大きな魚とたたかう話です。諦めずにがんばる気持ちや、自然への敬いが伝わってきます。
問合せ:市立中央図書館
【電話】800・3711