くらし 消費者相談「エステサロンへの支払い方法は慎重に検討しましょう!」

■事例
利用していたエステサロンが倒産した。まだ施術提供の期間内であり、施術回数が残っているがどうしたらよいか。

■アドバイス
〇エステ業者が倒産して破産手続きが開始された場合には、エステ業者の財産は破産管財人(弁護士)の管理下に置かれます。破産管財人からの連絡や書面が届くのを待ちましょう。一般的に、消費者は「債権者届」を破産管財人に提出して、破産管財人の作成する債権者名簿に登録され、清算配当を待つことになります。
〇エステの施術回数が残っており、クレジットカードで分割払いをしている途中の場合は、クレジットカード会社に以降の支払いの停止を求める抗弁を主張することができます。ただし、2か月以内の一括後払いのクレジットには適用されません。
〇エステの施術を受ける前に全額前払いするプランでは、業者が倒産すれば返金を受けることは困難だというリスクを認識し、支払い方法は慎重に検討しましょう。

問合せ:阪南市消費生活センター
【電話】072-489-4514