- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県神戸市
- 広報紙名 : 広報紙KOBE 2025年(令和7年)9月号
■弘法大師の足跡をたどる六甲山系の代表的コース 大師道(だいしみち)
かつては弘法大師が歩き、大龍寺(だいりゅうじ)への参拝道として栄えた古道。今は舗装され歩きやすい道に。道中にはレストランやカフェなどもあります。

◇COLUMN 朝から登山で健康に!「毎日登山」という文化
神戸には、六甲山系の山々に毎朝登る「毎日登山」という文化があることを知っていますか。始まりは、登山文化をもたらした欧米人が、早朝から登山するのにならったことから。今も多くの人が登山しては、朝食や体操を楽しんでいます。大龍寺山門近くの「善助(ぜんすけ)茶屋」跡には、発祥の地を示す石碑もあります。
◇3つの見どころPick up
(1)諏訪神社から絶景を堪能
大師道の入り口から続く石段の先にある神社。諏訪山の中腹にあり、市街地が一望できます。登山道は本殿の左手から。急な坂道や階段が続きますが、登った人だけが味わえる絶景のごほうびが!
(2)奈良時代に創建された大龍寺
弘法大師が、唐に渡る前に訪れ、帰国後再度参拝したことが、「再度山(ふたたびさん)」の由来とか。寺から山道を約20分登った山頂近くの大きな岩の上部分には、弘法大師が手彫りしたと伝わる小さな「亀岩(かめのいわ)」があるので探してみては。
(3)豊かな自然が包む再度公園
再度山北側にあり、六甲山系の主要ハイキングコースの分岐点的な公園。修法ヶ原池周辺のベンチやテーブルでお弁当を食べるもよし、カフェやログハウスで風景を眺めつつのんびり過ごすもよしです。
