くらし クローズアップ豊岡(15)ー多様な人々と共に生きようー

■多様性を受入れ、支えあうまちに
外国人市民が増えています。このまちの一員として共に暮らし、地域を活性化していく市民としてお互いの理解を深めるため、外国人市民の皆さんの豊岡での暮らしなどをシリーズで紹介しています。

◆vol.15 ネ シャン コウ コウさん(ミャンマー出身)
▽アニメ「ドラえもん」の中の世界を観たい
日本に来た理由は「ドラえもん」の中の世界を観たいと思ったからです。大学生の時、日本製のバイクに乗っており、日本を身近に感じていました。また、私は建築土木専門の大学を卒業し、日本の建築や土木のすばらしい技術を学びたいとも思いました。2021年にミャンマーでは軍事クーデターがあり、今もなお厳しい状況が続いています。家族から「安全なところに行き暮らしなさい」と言われました。

▽ミャンマーの伝統料理の紹介
ミャンマーの家庭で多く食卓に登場する「ラペットゥ(茶の葉サラダ)」を紹介します。ラペットゥのラぺッは「お茶の葉っぱ」、トゥは「サラダ」という意味です。
お茶の葉を発酵させたもの「ラペッソ」(発酵葉)に干しエビ、レタス、トマト、乾燥した豆などを合わせ、塩コショウなどで味をつけます。とても健康的です。ぜひ一度食べてみてください。

▽地域の人に恵まれ、楽しく過ごしています
ミャンマーを出発するときは家族と過ごすのはこれが最後になるかもしれないと思い、とても悲しかったです。今は会社の皆さんや地域の人に恵まれ、楽しく過ごしています。
今の私の苦労は母国の人々の1/100、1/1000程の苦労だと思うと力が湧いてきます。これからもよろしくお願いします。

(インタビュー:NPO法人にほんご豊岡あいうえお)

問合せ:多様性推進・ジェンダーギャップ対策課
【電話】23-0341