くらし クローズアップ豊岡(5)ー中学生版「マンガで考えよう!ジェンダーギャップ」ー

■「これっておかしくない?」ー中学生が漫画で描く違和感・疑問
出石中学校の2年生79人が「ジェンダーギャップの解消」について学んだ成果として、学校や生活の中で感じた「違和感」や「疑問」を短編漫画で表現しました。学習会で紹介された駄言をもとに、性別による固定観念への気付きをストーリーにしています。

◆タイトル「東京旅行に行こう!」
※詳細は本紙をご覧ください。

◇駄言「女みたい」
※駄言(だげん)…無意識の思い込みによって生まれる言葉

◇身近な気づきから―弟を通して見えた駄言―前硲風理(まえさこふうり)さん
私の弟は髪が長く「女っぽい」と言われることがあります。弟はそれを不快に感じているようです。それで今回、この駄言をテーマに漫画を描きました。私も弟に駄言を言ったことがあるので、これからは気を付けていこうと思います。

◇担当教諭の声
ジェンダーギャップ解消は人権教育の一環として重要であり、自分や他者を尊重する気持ちがより良い社会の実現につながると考え、今回の学習会を計画しました。生徒たちは自分たちの人生に関わる課題として真剣に取り組んでいました。今後「フェアネス(公正さ)の欠如」という視点を持って、今の世の中にあること・起きていることを自分ごととして捉え、自らのキャリアを考えていってほしいと思います。

校内選考で選ばれた10作品を市ホームページで公開しています
※二次元コードは本紙をご覧ください。

問合せ:多様性推進・ジェンダーギャップ対策課
【電話】21-9004