しごと 【特集】介護のオシゴト(2)

■地域包括支援センター
長尾地域包括支援センター所長
玉井雄一郎さん

Q:どんなお仕事ですか?
地域包括支援センターは、介護や健康、医療などさまざまな面から、地域で暮らす高齢者の皆さんを支えるための拠点です。
センターでは、高齢者やその家族、地域の方々からのご相談について、保健師・社会福祉士・主任ケアマネジャーなど、専門的な知識を持った人たちが、関係機関と協力しながら支援を行っています。その他高齢者が安心して暮らせるよう、さまざまな取り組みを行っています。

Q:推しポイントを教えて!
センターではさまざまな悩みや困りごとを抱えた方の支援を行うことから、若い方ならではのバイタリティーや人生経験豊富な方まで協力し合いながら、それぞれの強みを生かして働ける仕事だと思います。さまざまな方々の支援を行うため大変なこともありますが、センターの職員だけでなく他の専門職や地域の方々とチームとなって困りごとを解決できた時はとても喜びを感じますし、やりがいを感じられる仕事だと思えます。

■ケアマネジャー
ケアプランセンター宝塚清光苑
上集(かみあつまり)友実子さん

Q:どんなお仕事ですか?
主な仕事は、利用者さんの困りごとに対して本人と家族の意向を聞きながら、適切な介護につなげることです。働くためには最低でも5年以上の実務経験と資格の修得が必要な仕事です。
利用者さんの人生に関わらせていただく大切なお仕事なので、日々新しい情報、知識を身に付け、利用者さんに貢献できるよう取り組んでいます。

Q:推しポイントを教えて!
自身でスケジュール管理を行うことができるので、柔軟な働き方ができます。手当などもあり、給与面で安定しているところも魅力ですね。
幅広くたくさんの方と関わることができるので学ぶことが多く、ケアマネジャーの仕事を通じて自分自身を成長させてくれることが魅力です。

■ヘルパー
聖隷(せいれい)ヘルパーステーション宝塚
山崎舞さん

Q:どんなお仕事ですか?
利用者さんの家に訪問し、掃除や買い物、調理など日常生活のサポートや、食事や入浴など身体的な介助を行っています。
訪問介護のヘルパーになるためには介護福祉士の資格や「介護職員初任者研修」の受講などが必要なんですが取得までの期間は自分に合ったものを選べるし、実習と座学の両方から介護の基礎について学べる機会になりました。

Q:推しポイントを教えて!
介護業界って世間ではきつい・しんどいイメージで、労働環境もあんまり…って思われがちですが、私は人に寄り添えるすごく良い仕事だと感じています。
介護のことを全く知らない人がパートやアルバイトで入って、そこから興味を持って正社員になることも全然珍しくないので、一度この業界に来てみて、実際はどんな感じなのかなって良い部分を見てほしいですね。

■あなたの「〇〇したい」を支援します
「もっと介護・福祉業界のことを知りたい!」
◇福祉のお仕事相談
県福祉人材センターのコーディネーターが、福祉の仕事に関する情報提供や資格取得のアドバイス、就職活動のサポートを行います。事前申し込み不要でどなたでも相談可能です。
日時:毎週金曜(祝日除く)13時~17時
場所:市総合福祉センター

問合せ:県福祉人材センター
【電話】078・271・3881【FAX】078・271・3882

「ヘルパーとして働いてみたい!」
◇市認定生活支援ヘルパー養成講座
要支援者などに対する掃除や洗濯、調理などの生活援助を行うヘルパーの養成研修
日時:6月10日(火)・12日(木)9時半~16時半(全2回)
場所:(一社)市保健福祉サービス公社
定員(先着):15人

申込み・問合せ:5月1日(木)~30日(金)に同公社
【電話】86・9194【FAX】86・8496

「しっかり介護現場で働きたい!」
■介護職員初任者研修
日時:5月9日(金)~7月16日(水)(全132時間)
場所:(一財)市保健福祉サービス公社
料金:3万円
定員(先着):10人
対象:訪問、在宅、施設などでの介護業務に従事しようとする人
申込み:高齢福祉課、各SC、SSで配布する申込書を、〒665-0827小浜4-5-6同公社へ郵送。4月23日(水)必着。本紙二次元コードから申し込み可

問合せ:同公社
【電話】86・9194【FAX】86・8496

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問合せ:介護保険課
【電話】77・2136【FAX】71・1355